会告: 初代会長・米田幸夫先生ご逝去

 「情報知識学会」の初代会長東京大学名誉教授米田幸夫先生が、平成17年11月25日午前9時2分に肺気腫でご逝去されました。享年83歳でした。 

 米田先生は、大正11年3月12日兵庫県に生まれ、昭和19年9月東京帝国大学第一工学部応用化学科をご卒業後、昭和36年7月に東京大学工学部教授(合成化学科)に任ぜられ、昭和57年4月に定年退職され同年5月には東京大学名誉教授の称号を授与されました。

 先生は化学の分野で種々の先導的な役割を果たしてこられましたが、情報学の分野でもご活躍されておられます。たとえば、先生が深く係わっておられた、有機化合物、有機金属化合物の属性を数値情報から推算するシステムであるEROICAは、我が国で生まれた独創的な情報学の成果として、高く評価されております。

 さらに先生は日本学術会議の情報学研連の指導者のお一人として、データ・情報・知識・文献などを対象とする体系的な「情報学」「情報知識学」の振興の必要性を強く訴えられ、情報知識学会の発足に尽力されました。本学会の礎は米田先生によって築かれたと申しても過言ではありません。

 米田先生のご逝去は誠に痛惜の念に耐えません。ここに謹んで哀悼の意を表し、先生のご冥福をお祈り申し上げます。

(2006 年 2 月 6 日)

最終更新日: 2011-01-20 (木) 08:26:49

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