#title(メールマガジン123号) *メールマガジン 123号 [#j440a352] #pre{{ ********************************************************************** ◇◆☆ 情報知識学会 メールマガジン ☆◆◇ 2018.03.26 ☆ No.123 ====================================================================== 3月号 C O N T E N T S (目次) ====================================================================== ◇◆ 情報知識学会創立30周年 ◆◇ ◇◆ 【開催案内】第26回 年次大会 開催のお知らせ (2018.5.26-27) ◆◇ ◇◆ 【第15回(2018)情報知識学会論文賞】候補論文に対する会員投票の公告 ◆◇ ◇◆ 平成29年度第5回常務理事会議事概要 ◇◆ ◇◆ 学会誌編集委員会からのお知らせ ◆◇ ◇◆ 事務局からのお知らせ ◆◇ ◇◆ 関連情報のお知らせ ◆◇ ◇◆ 公益財団法人大川情報通信基金 2018年度 研究助成の募集について ◆◇ ◇◆「NHK番組アーカイブス学術利用トライアル」2018年度第2回募集 ◆◇ ====================================================================== ┌────────────────────────────────── ◇◆ 情報知識学会創立30周年◆◇ ◇◆ 第26回 年次大会 開催のお知らせ (2018.5.26-27)◆◇ └────────────────────────────────── ◇情報知識学会・第26回(2018年度)年次大会(研究報告会&総会)が開催されます。 本年度は学会創立30周年にあたり、記念行事等を併せて開催いたします。 プログラムの詳細は 第26回(2018年度)年次大会ページ: http://www.jsik.jp/?2018cfp に掲載する他、来月号のメールマガジンでもお知らせします。 ※ 研究発表の公募は締め切りました。 ◆実行委員長 田良島 哲(東京国立博物館) 実行委員 小川 恵司(凸版印刷) 阪口 哲男(筑波大学) 孫 媛(国立情報学研究所) 宮本 行庸(神戸情報大学院大学) ◆日時:2018年5月26日(土)-27日(日) ◆会場及びスケジュール(予定) 第1日(26日)凸版印刷 印刷博物館 グーテンベルクルーム 11:30-12:30 総会 13:00 開会 --創立30周年 記念講演 *下田 正弘 氏(東京大学大学院人文社会系研究科 教授) 「変貌する学問の地平と人文学――知識のデジタル化の意義――」 *永崎 研宣 氏(人文情報学研究所 主席研究員) 「デジタルアーカイブにおける研究基盤の提供と読解の支援 ―SAT大蔵経DBにおけるサービスの現在と今後―」 14:40 印刷博物館の概要説明及び見学 15:20-17:50 研究発表会[一般セッション] 18:15 記念式典及びレセプション 第2日(27日)東洋大学 白山キャンパス 9:00-12:30 研究発表会[一般セッション及び学生セッション] 12:30-13:50 休憩 理事会 13:50 論文賞表彰式及び受賞者講演 14:30 学生奨励賞表彰式 14:50 閉会 ********************************************************************** ┌────────────────────────────────── ◇◆ 【第15回(2018)情報知識学会論文賞】候補論文に対する会員投票の公告 ◆◇ └────────────────────────────────── 2018年3月25日 論文賞推薦委員会(田良島,根岸,石塚,芦野) 第15回(2017)の論文賞は、「学会員の選ぶ論文賞」として、全学会員の直接投票に 基づいて選定します。投票に先立ち論文賞候補論文の推薦を募集した上、論文賞推薦 委員会にて審議の結果、下記2編の論文を候補として、会員各位の投票を募ることに いたしました。投票に参加下さるようお願いします。 (1)投票方法 4月上旬に郵送の2018年度総会出欠票はがきの論文賞投票欄の2論文のうちひとつ を選択し、4月20日(金)必着にて投函する。 (2)開票および結果発表 論文賞推薦委員会において開票し、多数票を得たものを授賞論文とする。ただし、 同票の場合には論文賞推薦委員会が決定する。選定結果の発表および授賞式は2017年 度年次大会(5月27日(日))の席上にて行う。 (3)投票対象候補論文および推薦理由 1.日本の学協会誌掲載論文のオルトメトリクス付与状況 佐藤 翔, 吉田 光男 情報知識学会誌, Vol.27, No.1, pp.23-42, 2017 ソーシャルメディアを用いた論文の新しい評価指標として注目されているオルトメト リクスについて、我が国の2490の学協会誌に掲載された1080840の論文についてオル トメトリクス付与状況などを調査、分野の偏りなどについて分析するとともに、先行 する海外との違いなどを検証した実証的な論文である。国内の状況についてこのよう に広く調査した類例がなく、オリジナリティが認められると共に、今後オルトメトリ クスを活用しようとするにあたっての指針となり得る点で非常に有用な論文と認め、 論文賞に推薦する。 J-Stage URL: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsik/27/1/27_2017_009/_pdf 2.「ランダムフォレストによる著者の性別推定 −犯罪者プロファイリング実現に向け た検討−」 財津 亘, 金 明哲 情報知識学会誌, Vol. 27, No. 3, pp.261-274, 2017 犯罪者プロファイリングは、犯罪現場の状況などを分析し、犯人の性別や年齢層、 職業などの犯人像を推定するものであるが、印字された文書や電子メール等しか存在 しない事件の場合は、犯罪現場自体が無いため、有効な手段が無い。そこで本論文では、 文書情報を基に犯人像を推定する手法開発の嚆矢として、ブログを対象に書き手の性別 推定をRandom Forest (RF)とSupport Vector Machine (SVM)で行い、RFでは最高で正 解率86.0%、SVMでは同じく75.0%を得た。なお、本論文の第1著者は警察勤務で実務に 詳しい。第2著者は大学教授で、テキストの文体的特徴から書き手の情報を推定する 手法:RF、SVM等々を用いた研究の経験が豊富である。 本論文は丁寧かつ厳密に書かれている。また、研究者の長年の経験と知識が実践的な 課題の解決に結び付き、今後の進展が期待できることから、本論文を第15回情報知識学 会論文賞候補に推薦する。 J-Stage URL: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsik/27/3/27_2017_029/_pdf ********************************************************************** ┌────────────────────────────────── ◇◆ 平成29年度第5回常務理事会議事概要 ◇◆ └────────────────────────────────── 日時:2018年3月16日(金)18:30-20:30 場所:凸版印刷(株) 内 出席者(敬称略):長塚、原田、芦野、石塚、江草、小川、田良島、根岸 ◆議事: 1.「創立30周年記念」第26回年次大会・総会の準備 2018年5月26日(土)-27日(日)に開催予定の「創立30周年記念」第26回年次大 会・総会の詳細日程(案)が実行委員長の田良島哲常務理事から報告された。5月26 日(土)は凸版印刷印刷博物館で開催され総会、記念講演、一般研究発表、夕刻に記 念式典と表彰式が予定されている。大会2日目の5月27日(日)は東洋大学で開催され 学生セッション、一般研究発表、論文賞記念講演などが予定されている。昨年より多 くの学生セッション、一般研究発表の応募があったことが報告された。 2.年次総会の準備 会長より、年次総会の報告・決算・予算資料の準備を行い、4月の理事会で検討され る予定であることが示された。 3.役員選挙の結果の承認 平成30-31年度役員選挙管理委員会後藤智範委員長のもとで実施された2018-2019 年度役員選挙の結果について報告され、承認された。 4.論文賞の候補論文確認 田良島哲論文賞委員会委員長より、論文賞の候補論文について報告がなされ承認 された。 5.「30周年記念」第23回情報知識学フォーラム 田窪直規実行委員長の下で、2018年11-12月に近畿大学で開催される第23回情報 知識学フォーラムの準備を進めて頂くことが確認された。 6.「30周年記念」学会誌記念号の発行準備 2018年5月26日(土)に開催される総会で、2019年年初に予定される「30周年記 念」学会誌記念号の発行に向けての正式発表を行うことが確認された。 7.30周年記念大会・総会時の顕彰について 学会設立時からの会員、特別賛助会員、賛助会員等の本会発展への貢献に対して 感謝状にて顕彰することとなった。なお、永年会員顕彰については、昨年同様に入会 10年の正会員を対象に実施する。 8.各部会の本年度の事業遂行状況について 総会に向けて、人文社会科学系部会、専門用語研究部会、CODATA部会、関西部会、 シニア情報知識学研究部会の各部会の活動状況をまとめ、来年度の事業計画を検討し てもらうように連絡することとなった。 以上、文責:会長 長塚隆 ********************************************************************** ┌────────────────────────────────── ◇◆ 学会誌編集委員会からのお知らせ ◆◇ └────────────────────────────────── 情報知識学会誌第28巻第1号を無事発行することが出来ました。この後J-Stageに て公開を予定しております。この後、例年通り5月の年次大会特集号、9月の論文 し、12月のフォーラム号に加え、創立30周年記念号も企画しております。会員の 皆様にはご寄稿などご協力をお願いします。 編集委員長 芦野俊宏 ********************************************************************** ┌────────────────────────────────── ◇◆ 事務局からのお知らせ ◆◇ └────────────────────────────────── ◆個人会員の皆様:年会費納入の御礼とお願い 3月に入り、平成29年度未納の方には、メールにて会費納入のお願いを させていただきました。お振込下さった方、誠にありがとうございました。 未だの方は、郵便振替または銀行振込にてご送金ください。郵便振替の方が 送金手数料が安く、また払込取扱票に記入してATMから送金いただければ, 貯金窓口が閉まっている時間帯でも送金できるので 便利です。会費納入のこと何卒宜しくお願いいたします。 ※振替口座番号は00150-8-706543,加入者名は情報知識学会です。 (詳しくは,学会誌28巻1号74頁をご参照ください。) また、ご所属の大学、研究機関などの研究費でお支払いただく場合は、 学会からの請求書が必要になると思いますので、その旨、情報知識学会 事務局にメール: 宛先 office@jsik.jp などでご連絡ください。 宜しくお願いいたします。 ◆退会希望のかたは、事務局宛(office@jsik.jp)メールにてご連絡ください。 4月1日から、退会日までの四半期単位で計算した金額を事務局よりお知らせ いたします。 (お知らせをいただかないと、学会誌、メールマガジンは継続してお送りする ことになります。) ◆学会誌送付先、会員種別、メールアドレスの変更について 会員種別、学会誌送付先、メールアドレスが変わられた方で、変更手続き がお済でない方はご連絡ください。年会費を納入していただいているのに 学会誌やメールマガジンが届かないでは申し訳ありませんので、変更の情報 を事務局:office@jsik.jpまで、メールでお知らせください。 新・旧の情報を並べてお書きいただけると確認できるので助かります。 何卒宜しくお願いいたします。 ◆情報知識学会事務局 住所:〒164-0003 東京都中野区東中野4-27-37 (株)アドスリー内 メールアドレス:office@jsik.jp、 FAX:050-3730-8956 ********************************************************************** ☆★……………………………………………………………………………☆★ ◇◆ 関連情報のお知らせ ◆◇ ☆★……………………………………………………………………………☆★ ┌────────────────────────────────── ◇◆ 公益財団法人大川情報通信基金 2018年度 研究助成の募集について ◆◇ └────────────────────────────────── ・助成対象者 日本国内の情報・通信分野に関連する研究機関、教育機関に所属する研究者 ・助成金 1件あたり100万円 ・研究期間 原則として1年間 ・締切 2018年5月11日(金)必着 その他、詳細については、以下のURLをご確認ください。 ・URL:http://www.okawa-foundation.or.jp ・お問い合わせ先: 公益財団法人 大川情報通信基金(大川財団) 〒102-0093 東京都千代田区平川町1-8-2 山京半蔵門パレス301 TEL:03-3556-6028 E-mail:okawa-foundation@nifty.com ******************************************************************** ┌───────────────────────────────── ◇◆「NHK番組アーカイブス学術利用トライアル」2018年度第2回募集◆◇ └───────────────────────────────── NHKでは、NHKアーカイブスの保存番組を研究用に利用していただくトラ イアルへの参加研究者を募集しています。 公募で採択された研究者は、東京ではNHK放送博物館、大阪ではNHK大阪放送局 の専用閲覧室で、ご希望の番組を研究用に閲覧することが出来ます。 ◆第2回閲覧期間 2018年6月〜8月 (1組 20日間まで利用可) ◆募集対象者 大学または高等専門学校、公的研究所に所属する 職員・研究者、大学院生 ◆募集締切 2018年3月30日 ◆募集研究数 放送博物館 6件、大阪放送局 3件 応募要項等詳しくは、以下のホームページをご覧ください。 http://www.nhk.or.jp/archives/academic/ ********************************************************************** ☆★……………………………………………………………………………☆★ 編集後記 この冬は寒いということでしたが、3月に入ってから暖かい日が続いたかと思えば 春分の日には関東で雪が降るなど気温の変化も激しく、体調管理などまだまだ油断な りません。勤務先では卒業式も行われ、つくばの地でもようやく桜が咲始めて次の新 入生を迎えるシーズンとなりました。今度はどんな学生が入って来るか楽しみです。 学会誌第28巻第1号には昨年のメールマガジン・アーカイブが掲載されています。 それを眺めて、ちょうど1年前にもメールマガジンの編集担当をしていたことに気づ きました。この1年でどのくらいことをなしたかということを考えると、まだまだで はありますが、来る平成30年度も頑張らねばと思った次第です。 (メールマガジン 3月号担当:阪口 哲男) ☆★……………………………………………………………………………☆★ }}