第14回 (2009年度) 情報知識学フォーラム「言語資源の展開:ターミノロジー、オントロジー、シソーラス」

開催日時

   2010 年 2 月 27 日(土) 13:00〜17:30 

会場

   愛知大学豊橋校舎、7 号館 724 教室 
   愛知県豊橋市町畑町 1-1 

主催

   情報知識学会 

後援

   記録管理学会、(社) 情報科学技術協会、情報メディア学会 

第14回情報知識学フォーラム報告 (実行委員会)

   * 2010年02月27日に、「第14回(2009年度)情報知識学フォーラム」が愛知大学で開催されました。
         o テーマは、「言語資源の展開:ターミノロジー、オントロジー、シソーラス」です。
         o 参加人数は、正会員 20 名、学生会員 1 名、非会員 8 名、学生非会員 3 名、計 32 名でした。 
   * 概要
         o まず、根岸正光学会長から挨拶があり、次いで、山本昭実行委員長より、近年言語資源の重要性が見直されているという、今回のフォーラムの趣旨説明がありました。
         o 古崎晃司氏から、実際にオントロジー構築に携わってきた経験からの知見についてのお話、小山照夫氏からは日本語研究文献テキストから複合語の用語候補を抽出する方法についての発表、国分芳宏氏からは構文解析や用語標準化に用いる自然言語処理のための大規模シソーラス開発の経験に関する発表がありました。
         o その後田窪直規実行委員の司会により三氏によるパネルディスカションがおこなわれました。
         o 最後に実行委員長が総括を行いました。 
   * 参加人数はやや少なめでしたが、その分和気あいあいとした楽しい雰囲気でフォーラムは進行しました。パネルディスカッションでは、フロアーから質問が多数出され、フォーラムは成功裏に終わったと思います。
   * 情報知識学にとってオントロジーは、ターミノロジーやシソーラスよりも“新参者”のせいか、質問がこれに集中気味だったのが印象的でした。多くの参加者が、これについて様々な疑問を持っており、その疑問を解決したかったのだと推測しています。なお、これら三者の同一性や差異性にも議論がわたり、これらの関係を立体的にとらえる足掛かりができたのではないかと考えております。
   * 発表者、参加者をはじめとする皆様のご助力で無事フォーラムを終えることができました。この場をお借りしてお礼申しあげます。

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