#title(第17回情報知識学フォーラム)
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FRIGHT:[[&ref(forum2012Annai-s.png,nolink,案内PDF);>home:?plugin=attach&refer=forum2012&openfile=forum2012Annai.pdf]]

* 第17回情報知識学フォーラム&br;「震災の記憶・記録とアーカイブズ」 [#y194af53]

-日時:2012年11月4日(日) 10:00〜17:00
-会場:東京大学本郷キャンパス 工学部2号館 1階 [http://www.mech.t.u-tokyo.ac.jp/kikaiB/map.shtml 213号大講義室(12C室)]&br;http://www.t.u-tokyo.ac.jp/epage/access/index.html
-主催:情報知識学会
-後援:情報科学技術協会, saveMLAKプロジェクトほか

**開催趣旨 [#z5843cef]

FRIGHT:[[&ref(forum2012Annai-s.png,nolink,案内PDF);>home:?plugin=attach&refer=forum2012&openfile=forum2012Annai.pdf]]

震災復興を進めると同時に震災の記憶を後世へと残すことが、現在を生きる我々の責務であると考えられます。現在、既に、震災の記憶を記録し、アーカイブズとして後世に伝えるための様々なプロジェクトが産官学で実施されています。しかし、そこではアーカイブすることが目的化しており、しばしば、記録する、アーカイブすることの意味や意義をめぐる社会学的・哲学的な問いが抜け落ちているようにも思います。失われる記憶や記録をまずはアーカイブすることが必要である一方、震災を記録することの意義は何か、またどのような形でアーカイブするのが望ましいのかといった議論を同時に展開する必要があるように思います。

本フォーラムでは、産官学で様々に実施されている震災のアーカイブズプロジェクトの現状と課題を共有し、アーカイブズとは何か、どのようにあるべきか、どのように活用できるといったことについて、第一線で活躍されている講師の方々および参加者の方々と議論することを目的としています。

シンポジウムの第I部では、現在、各所で取り組まれている震災アーカイブズプロジェクトについてご紹介いただき皆さまと現状を共有するとともに、現在の課題について議論を行います。

第II部で記録やアーカイブズの持つ意義を史学の立場からご提起頂き、災害史学や産業史の研究者の方々が過去の資料をどのように調査しその時代や人々を鮮明に浮かび上がらせてきたのか、過去の経験や知見をどのようにして現代的文脈で展開し防災等に反映できるのかといったことについて議論したいと思います。

最後に、第III部では、第I部、第II部での講演や議論を受けて、(未来の)災害史学者や社会のために、我々は、どのような記録を、どのような形でアーカイブすべきかということについて、議論を深めたいと思います。本シンポジウムの開催を通じて、震災のアーカイブズに携わる方々にとってだけでなく、311以降の現在を生きる我々自身、さらには将来の世代のために何らかの貢献ができればと考えております。

** プログラム(予定) [#program]
|||260|c
|10:00 - 10:10|開会挨拶|石塚英弘・情報知識学会会長|
|>|>|~第I部:震災の記憶・記録とアーカイブズ&br;|
|>|>|RIGHT:司会:石塚英弘|
|10:10 - 10:40|&size(130%){震災の記録に関する国の取り組み};(仮題)|&size(90%){国立国会図書館 電子情報部電子情報サービス課次世代システム開発研究室・室長};&br;&size(120%){河合美穂};|
|10:10 - 10:40|&size(130%){国立国会図書館における東日本大震災アーカイブの取組み};|&size(90%){国立国会図書館 電子情報部電子情報サービス課次世代システム開発研究室・室長};&br;&size(120%){河合美穂};|
|10:40 - 11:10|&size(130%){ 震災をメディアはどう伝えてきたか&br;―NHK東日本大震災アーカイブスの試み―};|&size(90%){NHK 知財展開センター アーカイブス部・副部長};&br;&size(120%){宮本聖二};|
|11:10 - 11:40|&size(130%){震災アーカイブズの現状と課題};|&size(90%){アカデミック・リソース・ガイド株式会社・代表取締役&br;saveMLAK・プロジェクトリーダー};&br;&size(120%){岡本 真};|
|11:40 - 12:00|>|質疑応答|
|>|>|CENTER:(昼休憩)|
|>|>|~第II部:震災の語りと共有|
|>|>|RIGHT:司会:江草由佳|
|13:00 - 13:40|&size(130%){震災で変わるもの、変わらないもの&br; ―日本災害史とアーカイブズの役割―};|&size(90%){立命館大学・教授};&br;&size(120%){北原糸子};|
|13:40 - 14:20|&size(130%){記憶・記録とオーラルヒストリー};|&size(90%){東京理科大・教授};&br;&size(120%){松島 茂};|
|14:20 - 14:40|>|質疑応答|
|>|>|CENTER:(休憩)|
|>|>|~ 第III部:アーカイブズとアーカイブズ以降|
|>|>|RIGHT:司会:梶川裕矢|
|15:00 - 15:30|&size(130%){神戸の記憶・記録とアーカイブズ};|&size(90%){神戸大学・教授};&br;&size(120%){奥村 弘};|
|15:30 - 16:00|&size(130%){原子炉事故情報アーカイブの構築に向けて};|&size(90%){日本原子力研究開発機構};&br;&size(120%){中嶋英充、池田貴儀、米澤稔、板橋慶造};&br;&size(90%){東京大学・特任研究員};&br;&size(120%){桐山恵理子};&br;&size(90%){事業創造大学院大学・教授};&br;&size(120%){岩田修一};|
|16:00 - 16:30|&size(130%){記憶と解放、記憶と伝承&br; ―インドネシア・アチェの津波の経験を踏まえて―};|&size(90%){国土交通省土木研究所・研究員};&br;&size(120%){杉本めぐみ};|
|16:30 - 16:50|>|質疑応答|
|16:50 - 17:00|閉会の挨拶|梶川裕矢・情報知識学フォーラム実行委員長|
|COLOR(gray):17:30 - 19:30|>|CENTER:COLOR(gray):懇親会|

** 参加費 [#reb9caec]

''無料''

**資料代 [#bbf2634d]

- 会員(正会員ほかすべての会員種別、後援/協賛団体会員含む):無料
- 非会員:3,000 円
- 学生非会員:1,500 円

- 資料代は当日徴収いたします。
- 当日の学会入会も可能です。※4半期ごとの年会費となりますので、正会員ですと4,000円で会員になれます。本フォーラムでの入会特典として今年度の既発行分の学会誌を無料送付いたします([[詳細>nyukai]])。
//- 資料は情報知識学会誌の22巻4号となります。

** 参加申込 [#h1b6aeb8]

参加申込は次のページからお願いします:http://bit.ly/jsikforum2012

- 定員は340名です。当日参加も可能ですが、できるだけ事前の参加申込をお願いしております。 

** お問い合わせ先 [#c64c2d50]

情報知識学会事務局
- 〒110-8560 東京都台東区台東1-5-1(凸版印刷(株)内)
- E-mail: jsik(at)nifty.com
- http://www.jsik.jp/

実行委員会
-委員長: 梶川 裕矢(東京工業大学)
-実行委員:
--石川 大介(科学技術政策研究所)
--江草 由佳(国立教育政策研究所)
--白鳥 裕(大日本印刷(株))
--高久 雅生(物質・材料研究機構)
--村井 源(東京工業大学)


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