#title(メールマガジン 10号)
*メールマガジン 10号 [#cbb15d7c]

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 ◇◆● 情 報 知 識 学 会 メール マ ガ ジ ン ●◆◇20008.4.30◇ No.10.
 ◇◆● 情 報 知 識 学 会 メール マ ガ ジ ン ●◆◇2008.4.30◇ No.10.
 
  情報知識学会メルマガ読者の皆様
 
  今月号は、20周年記念大会特集号です。どうぞじっくりご覧下さい!
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 ◇◆◇☆ 4月号・目次 ☆◇◆◇ 
  
  ◇◆ 情報知識学会創立20周年を迎えるにあたって 〜細野公男会長
  ◇◆ 平成20年度第1回常務理事会議事概要
  ◇◆ 情報知識学会創立20周年記念大会へのご案内
 ◇◆ 20周年記念・月例懇話会、部会の活動
  ◇◆ お知らせ・・・ 学会誌バックナンバーCD−ROMの配布について
             関西部会研究会開催について
  ◇◆ 関連行事のご案内・・・ 第61回アブダクション研究会
  ◇◆ 会員からの情報・・・ TNM & TOPPAN ミュージアムシアター
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 ◇◆情報知識学会創立20周年を迎えるにあたって  ――細野公男会長◆◇
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  情報学あるいは情報知識学は、学術界のみならず産業界における研究・開発
 活動の根幹をなす理論・考え・アプローチ・技術を提供する、あるいはこれら
 の進歩・発展に寄与する、きわめて重要な分野であります。情報知識学会は、
 こうした重要性に鑑みて、これまでデータ、情報、知識に関わる種々のテーマ・
 課題を理論的、実用的、制度的、国際的等の立場から取り上げて研究・実践し、
 多くの成果をあげてきました。それらは学会誌、研究報告会、各種のフォーラム、
 シンポジウム、各種の部会活動に反映されています。
  我々が現在生きている時代は、データ、情報、知識の理解とその入手・処理・
 提供・利用の面で、以前とは異なった様相を呈しているといえます。したがって、
 今後情報知識学会がこうした変化にどのように対処していくかを考え、これまで
 行ってきた研究と実践をさらに発展させていくことが望まれます。また会員間で
 の情報交換、外部情報の会員への提供もますます重要になっています。過去に
 おけるニュースレターの刊行や、現在のメールマガジンの発信は、こうした
 ニーズに応えるものであります。
  1988年4月に設立された情報知識学会は、本年2008年に創立20周年を迎えます。
 そこで本学会は創立20周年を祝いさらに上述した成果を一層充実したものとする
 ために、記念事業を行うことに致しました。本年5月23日には記念式典・
 記念講演会・レセプション、さらに23日と24日の両日には定例の研究報告会が
 催されます。そしてこれらの行事に参加された会員には、学会誌バックナンバー
 CD−ROMを無料配布することになっています。
  創立20周年記念事業の成功には、会員諸氏のご支援、ご協力が不可欠である
 ことはいうまでもありません。記念式典・記念講演会・レセプション、研究
 報告会、またその後に続く種々の事業に、多くの会員の方々が積極的に参加・
 出席・関与されますよう、心からお願いする次第です。
 
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 ◇◆平成20年度第1回常務理事会議事概要◆◇
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 ◆本年度最初の常務理事会開催。5月の研究大会の際に開かれる総会について、
 また、会場の決定について等、が話し合われた。
 
  ◇日時: 平成20年4月15日(火) 17:30〜20:40
  ◇会場: 情報知識学会事務局
  ◇出席: 細野、根岸、安永、石塚、岩田、宇陀、小川、国沢、中川、長塚
  ◇1.新年度にあたり、総会に諮る各原案を検討。
    平成20年度総会を次の予定で開催する(4月25日の理事会で承認)。
    ☆開催日: 平成20年5月24日(土) 11:30〜12:00
 ☆会場:  慶應義塾大学・三田校舎512教室
    ☆議長:  細野会長  司会進行: 根岸副会長
    ☆議事:  総会有効成立確認(事務局)
         ・議長挨拶(細野会長)
         ・平成19年度事業報告・決算報告(安永副会長)
         ・平成19年度監査結果報告(根岸副会長)
         ・平成20年度役員投票結果(奥住選挙管理委員長)
         ・平成20年度事業計画説明・予算説明(石塚常務理事)
         ・定款改定(根岸副会長) 
         ・その他。
    ☆新旧会長挨拶。
  ◇2.創立20周年記念第16回年次大会の第1日目(5月23日)会場を以下の
    ように決定した。第2日目は前掲の慶應義塾大学三田校舎となる。
    研究報告会・記念講演・式典は印刷博物館の地下1階のグーテンブルク・
    ルーム(研修室)で行う。その後、同館2階のレストラン「ラ・ステラ」
    へ移動し、記念レセプションを開く。
      以 上
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 ◇◆情報知識学会創立20周年研究大会へのご案内◆◇
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 【記念大会(第16 回年次大会)プログラムについて】
 ◆発表者などプログラムの詳細はホームページにてご確認下さい:
   ※http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsik/kenkyu/2008/2008program.pdf
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 ◆5月23日(金) 印刷博物館・グーテンベルク・ルーム(10:00 受付開始)
 ★☆受付の際に、印刷博物館の入場券(終日無料、出入り自由)をお渡しします。
  ※印刷博物館については:
    http://www.printing-museum.org/ 
   ※館内のフロアマップ:
    http://www.printing-museum.org/floorplan/index.html
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  ◇研究発表(1)
  10:30〜11:00 知識表現としての説明の仕方の分類:国語辞典と生物教科
         書からの検討
 
  11:00〜11:30 古典籍書誌情報におけるキーワード検出手法
 
  11:30〜12:00 デジタルネットワークにおける歴史的人名:組織情報の
         現状とその利活用モデル
 
  ◇印刷博物館見学と昼食 12:00〜13:30
  ※見学:博物館の概要説明が10分位、その後自由行動。
  ※昼食:カフェ「ハートフルカフェ」では、日替わりランチ・パスタなど。
      レストラン「ラ・ステラ」でも、ランチメニューなど(11:30から)。
     ・いずれも博物館2階。
  
  ◇研究発表(2)
  13:30〜14:00 共同研究の推薦のための協調フィルタリング
 
  14:00〜14:30 解析可視化技術のビブリオメトリックスへの適用の可能性
 
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  ◇20周年記念講演「情報知識学の世界」14:45〜17:10(休憩10分)
  ★ 樺山 紘一 (印刷博物館長・東京大学名誉教授):
         「印刷文化と情報知識学」  
  ★ 岩田修一 (CODATA部会長・東京大学大学院教授):「データと情報知識学」
 ★ 細野公男 (情報知識学会長・慶應義塾大学名誉教授):
         「情報、知識との関わり方−情報知識学の今後」
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  ◇20周年記念式典 17:10〜17:45 (グーテンベルク・ルームにて) 
  ☆ 開会、式辞: 細野公男会長
  ★ 祝辞: 藤原譲理事、月見里礼次郎元副会長、菅原秀明元理事、
        学協会から。
  ★ 表彰式:論文賞の授与、受賞者の挨拶。感謝状の贈呈など。
  ★ 記念事業計画:学会誌CD-ROM制作の説明、今後の計画(特別号、
    フォーラム、懇話会など)。
  ★ その他、情報知識学会活動記録年表など。
 
  ◇20周年記念レセプション 18:00〜19:30 
    印刷博物館併設レストラン「ラ・ステラ」にて:
    http://www.printing-museum.org/floorplan/restaurant/index.html
  ★ 乾杯、20周年新企画の発表などがあります。
   ※レセプションは立食形式ですが、お飲み物は、ワイン、ウィスキー、
    ビールその他、多彩、そして「ラ・ステラ」の本格的お料理です。
    予約無しの飛び入り大歓迎です。
    どなたでもふるってご参加下さい(一般5000円、学生は無料)。
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 ◆5月24日(土)慶應義塾大学三田校舎(10:00 受付開始)
 ★☆本年創立150周年を迎えた三田の活気あるキャンパスをお楽しみ下さい!
   ※三田キャンパスへは:
    http://www.mita.keio.ac.jp/guide/index.html
   ※150周年記念企画「地球環境 夢プロジェクト」等:
    http://keio150.jp/index.html 
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  午前中は2会場
 
  ◇研究発表(3-1)  512教室
  10:00〜10:30 国内雑誌における海外からの投稿パターンの分析
 
  10:30〜11:00 日本の論文誌や科研費における研究組織の協力体制や動向
         の可視化
 
  11:00〜11:30 ISIデータベースにおける論文の『引用力』による交付金・
         補助金の大学別配分シミュレーション
 
  ◇研究発表(3-2)  513教室
  10:00〜10:30 知の構造化を探求する
 
  10:30〜11:00 書評を用いた図書に対する感性パラメータの自動設定
 
  11:00〜11:30 アクセスログに見る電子図書館利用の傾向
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  ◇情報知識学会・総会 11:30〜12:00 
  ★議題については、【平成20年度第1回常務理事会議事概要】をご覧下さい。
  
 (昼食: 12:00〜13:00)
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  ◇午後の発表(4)  512教室
  13:00〜13:30 語の関連性に着目した辞書リーディングシステム
 
  13:30〜14:00 人工物のオントロジー構築と学術論文からの因果関係抽出へ
         の応用
  14:00〜14:30 Web情報探索における視線データの予備的分析
 
 (休憩: 15分)
 
  14:45〜15:15 モジュラリティに基づくリサーチフロントと学問の階層構造
         の分析    
  15:15〜15:45 材料分野の数値データ解析用数式をXML形式化する際の問題点
 
  15:45〜16:15 特許技術情報と科学技術文献情報の統合検索システムの開発
 
  16:15〜16:45 人文社会系学術雑誌・紀要の電子化状況
 
 ※研究会終了後、理事会が開催されます。
  ★☆会員、非会員を問わず、関心のある方、どうぞご参加下さい!
 
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 ◇◆20周年記念・月例懇話会、部会の活動◆◇
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 ◆20周年記念・月例懇話会では、次に示す会を企画している。
  ◇本学会創立に尽力された大先達からお話を聴く会
  ◇創立時の本学会の理念・夢を聴いて、学会の将来を考える。
  ◇国立教育政策研究所図書館の見学と講演:
   文部科学省の新ビルに移転した新しい図書館を見学し、講演を聞く。
  ◇知識と知恵の世界:鶴見の総持寺所蔵の文化財の見学と講演:
   文化財を見学して先人が後世に伝えた知識と知恵を感得し、その後に
   精進料理をいただいて心身ともに健康になる。
  ◇若手による月例懇話会(名称も若手向きに変更する)
  19年度に続いて若手による会を実施し、情報知識学の新しい展開を考える。
  
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 ◆その他の部会の活動
 【専門用語研究部会】(太田泰弘部会長)
  ◇専門用語シンポジウムの開催:
   2008年は、専門用語研究会も設立20周年のため、拡大シンポジウムなど
   記念行事を行う予定。専門用語集を活用する立場の方との意見交換を目指
   したシンポジウムを意図しているが、今後詳細について検討する。
  ◇国際会議への協力:
   ISO/TC37総会が8月にモスクワで、EAFTerm会合が 
   7月に北京で予定されているので、部会として参加に協力する。
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 【CODATA 部会】(岩田修一部会長)
  ◇メルマガ2月号に掲載:
   http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsik/honkai/mailmagazine/mm20080225.html
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 【人文・社会科学系部会】(田良島哲部会長)
  ◇研究会を年度内に2回開催する。関連する団体、学会と連携した事業の
   開催に努める。
 
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 ◇◆お知らせ◆◇
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 【情報知識学会誌】
 ◆学会誌バックナンバーCD−ROMの配布について:
  ◇1.記念式典・レセプション、または、研究報告会に参加した会員には、
    会場で無料配布。
  ◇2.記念式典や研究報告会に参加できなかった会員のうち配布希望者は
    事務局へ申し込んでください。ただし、この場合には、有料(冊子体
    と同額の3000円)となります。
 
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 【関西部会研究会のお知らせ】
 ◆2008年度第1回(通算7回)情報知識学会関西部会研究会開催。
  ◇日時: 5月17日(土)14時30分〜17時00分(17:00〜懇親会)
  ◇会場: 大阪樟蔭女子大学新館3F第4会議室
  ◇テーマ: 服装・身装文化データベース
       〜インターフェース、入力規則、統制語彙表を中心として〜
  ◇共催: アート・ドキュメンテーション学会関西地区部会、日本図書館
       研究会情報組織化研究グループ
  ◇後援: 情報科学技術協会
  ☆ファッション系のデータベースのインタフェース、入力規則、統制語彙
   表に関するものです。
  ★発表者は、最近、その業績が各方面から認められ、受賞が続いている
   高橋晴子氏(大阪樟蔭女子大学)です。奮ってご参加下さい(関西以外を
   テリトリーとしておられる会員の参加も大歓迎です)。
  ※詳細は:
    http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsik/bukai/kansai/2008_05_17.html
 
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 ◇◆関連行事のご案内◆◇
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 【第61回アブダクション研究会】
  ◇日時: 5月17日(土)13:00〜17:00(例会) 17:00〜19:30(懇親会)
  ◇場所: 日本電気厚生年金基金会館 
  ◇テーマ・研究発表:『脳と心とアブダクション』
  ★発表者: 満倉 靖恵氏(東京農工大学)
 ※連絡先・E-mail: abduction-owner@yahoogroups.jp(太田哲夫氏)
 
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 ◇◆会員からの情報◆◇
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 【TNM & TOPPAN ミュージアムシアター】
 ◆文化財を“体験”する新しい鑑賞スタイルを提供する、TNM & TOPPAN
 ミュージアムシアター。上野・東京国立博物館内に開設された、超高精細
 の臨場感あふれる映像が特徴のVRシアターです。
 
  ◇5月25日までの公開作品は、「マヤ文明 コパン遺跡」
  ◇金・土・日・祝日・振替休日のみ上演です
   
  ★上演時間・入場方法・地図等、詳しくはこちら:
   http://www.toppan-vr.jp/mt/
 (凸版印刷株式会社・総合研究所 情報技術研究所・小川恵司氏より)
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 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 
  グーテンベルク・ルームと150周年の慶応大学で記念大会を行う、という
 このめったにない機会に、多くの方がお集まり下さるよう願っております!
 
   ご意見、お問い合わせは: jsik@nifty.com



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