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#title(メールマガジン 55 号)
*メールマガジン 55 号 [#c8a1c16b]
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☆★☆ 情報知識学会 メールマガジン ☆★☆ 2012.3.28 ☆★ No.55
情報知識学会 メールマガジン 読者の皆様!
3月も終わりの週となりましたが、まだ寒い日が続いております。
皆様いかがお過ごしでしょうか。メールマガジン3月号をお届けします。
新年度に向けて2つの重要なお知らせがあります。どうぞご一読下さい。
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3 月号 C O N T E N T S (目次)
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◇◆第20回 年次大会開催のお知らせ(5月20日-21日)◆◇
◇◆第9回(2012)論文賞◆◇
【候補論文に対する会員投票の公告】
◇◆平成23年度第3回常務理事会 議事概要◆◇
◇◆部会の活動◇◆
【人文・社会科学系部会 開催のご報告】3月15日
◇◆関連行事のご案内◆◇
【情報処理学会 IPSJ】
5月14日 東海支部特別講演「日本再生に求められること」
5月16日-18日 SACSIS2012
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◆◇情報知識学会 第20回(2012年度)年次大会開催のお知らせ◆◇
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◆本年の研究報告会・総会は次の要領で開催いたします。
◇日程: 2012 年 5 月 20(日) - 21 日(月)
◇会場: 筑波大学 東京キャンパス文京校舎(現在調整中)
◇会場: 筑波大学 東京キャンパス文京校舎
◇スケジュール:
20日(日)
10:00-11:30 セッションI
11:30-12:00 総会
12:00-13:00 昼休み/理事会
13:00-13:15 永年会員表彰式
13:15-14:00 論文賞表彰式、記念講演
14:00-14:10 休憩
14:10-15:40 セッションII
15:40-16:00 休憩
16:00-17:00 セッションIII
18:00-20:00 懇親会
21日(月)
10:30-12:00 セッションIV
12:00-13:00 昼休み
13:00-14:30 セッションV
14:30-14:50 休憩
14:50-16:20 セッションVI
詳細プログラムについては、決定次第、情報知識学会ホームページに告知
掲載致します。
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◆◇ 第 9 回(2012)情報知識学会論文賞 ◆◇
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◆候補論文に対する会員投票の公告◆
◇2012年3月23日 論文賞推薦委員会(長塚,根岸,芦野,田良島)
・第9 回(2012)の論文賞は、「学会員の選ぶ論文賞」として、全学会員
の直接投票に基づいて選定します。投票に先立ち論文賞候補論文の推薦を
募集したところ、会員から下記2件について推薦があり、論文賞推薦委員会
にて審議の結果、この論文を候補として、会員各位の投票を募ることに致し
ました。投票に参加下さるようお願いします。
(1)投票方法
4月中旬に郵送予定の2012年度総会出欠票はがきの論文賞投票欄の2論文
のどちらかを選択し、5月6日(日)必着にて投函する。
(2)開票および結果発表
論文賞推薦委員会において開票し、多数票を得たものを授賞論文とする。
ただし、同票の場合には論文賞推薦委員会が決定する。選定結果の発表およ
び授賞式は2012年度総会の席上にて行う。
(3)投票対象候補論文および推薦理由
1.「生活習慣病予防のための競争意識を利用した歩行継続支援システム」
Vol. 21, No. 1, pp.37-53, 2011(田部 浩子, 吉廣 卓哉, 井上 悦子,
中川 優)
本論文はいわゆるSNSソーシャルネットワークサービスによる動機付けを
持つ健康管理ツール・サイトの構築と評価を行っている。直接的な利用者間の
インタラクションを行わずとも暗黙的な競争機構を用意するといった設計方針
に特長があり、50日間という比較的長い期間にわたる実験評価を通じ、利用
継続につながるとの評価が示されている。今日の日本社会における健康情報
知識システムに対する需要はますます高まっており、単にシステム構築する
にとどまらず、そのサービスの設計指針、運用に向けた知見を明らかにする
ことの意義は大きい。有用性の観点から高く評価できる。よって、本論文を
第9回情報知識学会論文賞候補に推薦する。
2.「知識の構造化俯瞰表現に関する研究」
Vol. 21, No. 3, pp.350-361, 2011(大槻 明, 岡田 謙一)
従来の代表的な収束的思考支援システム(発想支援システム)は、発想の
基となる知識が膨大になると、その中から発想に係る重要な知識を結び付けて
表現することが十分には行えなかった.ゆえに、発想の基となる知識が膨大化
すればするほど発想支援の効果が薄れていくという問題を抱えていた。この
問題に対し、本論文では、オントロジー工学の記法を発想支援に適応すること
により、発想支援の基となる俯瞰マップを構成する知識に対して、属性情報
及び叙述を付与することにより知識の表現範囲を広げた。さらにそれら属性
情報等を含めた知識間の関係性を明らかにしたうえで知識を俯瞰表現する発想
支援システムCosut(Concept Support Tool)を実装し、評価実験を通してその
有効性を示した。Cosutを使用することにより、当該知識群のさらなる整理や
分析を実現することが可能となる。つまり、企業における新商品開発や課題
解決時、さらには研究機関における新理論の検討時など、様々な場面における
知識の有効活用に資することが期待できる。 よって、本論文を第9回情報知識
学会論文賞候補に推薦する。
◇これらの論文は学会誌、及び J-Stageにてオンラインで論文全文を参照
できます。
1.http://www.jstage.jst.go.jp/article/jsik/21/1/37/_pdf/-char/ja/
2.http://www.jstage.jst.go.jp/article/jsik/21/3/350/_pdf/-char/ja/
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◆◇ 情報知識学会/平成23年度第3回常務理事会 議事概要 ◆◇
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◆本年度 第3回常務理事会が下記にように開催されました。
◇日時:2012年2月24(金)18:00〜20:10
◇場所:情報知識学会事務所(東京都台東区台東1-5-1凸版印刷(株)内)
◇出席:根岸、石塚、芦野、大槻、小川、田良島、原田、細野、松村
◇議事:
1.平成24〜25年度役員選挙開票結果(大槻選挙管理委員)
本年2月10日、選挙管理委員会にて開票し、会長1名、監事2名、
理事20名を選出。その内、理事2名の就任辞退あり、次点2名を
繰り上げ当選とし、全員から就任承諾を得た。
大槻委員からのこの報告を受け、了承した。
2.第9回論文賞2012(論文賞推薦委員会)
次の体制、日程で進めることを確認した。
・委員長:長塚、委員:根岸、芦野、田良島
・推薦募集開始:2012年2月23日(メルマガ2月号に記事掲載済)
・推薦締切り:2012年3月18日(事務局宛に電子メール送信)
・候補決定 :3月23日(論文賞推薦委員会開催)
・投票締切り:4月22日(投票用紙は総会出欠葉書を共用)
・授賞式:5月20日または21日の平成24年度年次大会
なお、推薦状の来信状況に応じ、推薦締切りの1週間前頃に、推薦
募集のリマインダー・メールを会員宛配信する。
推薦対象論文の選定に関して、論文査読の段階で、担当査読委員より
学会誌編集委員会宛の査読結果報告に論文賞に推薦するか否かの回答
欄を設けるのも一案ではないかとの意見があり、今後、編集委員会に
て検討する。
3.永年会員表彰制度(根岸会長)
昨年から懸案の永年会員表彰制度を平成24年度から実施する。
対象者は1988年から1992年までに入会し、在籍する個人会員とする。
表彰状贈呈は5月の年次大会で行うが、予め受賞諾否を問い、賞状
を準備する。現時点で35名。このうち年会費の長期滞納者は除く。
今回は20年以上在籍の会員が対象であるが、来年度以降については、
対象者の在籍期間を逐次短縮し、将来的には10年間の継続会員を毎年
定常的に表彰するようにしてはどうかとの意見があり、来年度はこの
方向で検討する。
4.第20回(2012年度)年次大会準備状況(松村実行委員長)
会場は筑波大/文京校舎を優先するが、予約受付が3月以降のため
確定できず 予備としてつくば校舎を予約済み。下記をメルマガ2月号
に記載・配信した。
・実行委員長: 松村、実行委員:大槻、宇陀、阪口、堀
・発表応募期限 :2012年3月12日(月)
・採択可否通知 :2012年3月16日(金)
・原稿提出期限 :2012年4月20日(金)
・研究報告会開催 :2012年5月20日(日)〜21日(月)
具体的時間割は発表申込件数に応じて今後設定するが、総会、
論文賞表彰・講演、永年会員表彰、懇親会は20日(日)に行う。
5.現況報告(事務局)
本日現在の個人会員は290名。そのうち今年度末退会予定は14名。
今年度入会は19名。年間収支はほぼ予算通りの見込み。
6.人文・社会科学系部会 研究会(田良島部会長)
下記をMLで会員へ広報する。
日時:2012年3月15日(木) 18:30―20:00
会場:情報知識学会事務所
報告:・古典籍へのアクセスに関する一考察/太田あす香ほか
・出版物における外字・異体字を容易に利活用できる字形
共有基盤実証実験/秋元良仁
7.次回理事会開催日時
下記の日程を候補として関係者で調整することとした。
2012年3月23日(金)学会事務所にて
17:00〜 論文賞推薦委員会
18:00〜 平成23年度第4回常務理事会
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◆◇ 部会の活動 ◆◇
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【人文・社会科学系部会 開催のご報告】
◇日時:2012年3月15日(木)18:30-20:30
◇会場:情報知識学会事務所
◇参加者:14名
◇報告:
*古典籍へのアクセスに関する一考察
○太田あす香、白井哲哉、松村敦、宇陀則彦(筑波大学)
*出版物における外字・異体字を容易に利活用できる字形共有基盤実証実験
○秋元良仁(凸版印刷株式会社 総合研究所)
◆概要:
太田氏のご報告は、古典籍の所在や内容に関する情報を共有化するための試み
として、専門的な書誌を記載した目録を「知識構造」としてとらえ、これを
起点にしてネット上に散在するさまざまな情報を統合的に把握するシステム
のプロトタイプを構築し、専門家の評価を得たものである。
秋元氏のご報告は、日本語の電子出版で避けて通れない「外字・異体字」の
処理を執筆者から出版者までの間でスムーズに行うための基盤構築のために
多くの関係者が参加した実証実験の成果である。
文献学を専門にする方の参加もあり、活発な質疑や意見交換が行われただけ
でなく、会員歴の長い方からは、日本語のテキスト処理が高度化したことに
対する感慨も聞かれた。(人文・社会科学系部会長 田良島 哲)
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◆◇関連団体行事のご案内◆◇
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【情報処理学会IPSJ】
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◆東海支部特別講演「日本再生に求められること」
◇講演題目 日本再生に求められること
・講 師 ビル・トッテン氏 (株式会社アシスト 代表取締役会長)
・日 時 5月14日(月)16時20分〜17時40分
・場 所 ホテル ルブラ王山
◇概 要: 日本再生にもとめられること 〜失われた20年を取り戻すために〜
平成になって日本経済が失墜した原因は何か。経済を復活させる税制とは、
また、累積する公的債務をなくすために求められる政策の転換とあわせて、
日本政府のとるべき道について言及する。
◇参加要領 参加費無料 (参加資格は問いません)
・事前申込不要。会場へ直接お越しください。
※詳細は: http://www.ipsj.or.jp/cgi-bin/ipsj_calendar.cgi
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◆SACSIS2012 - 先進的計算基盤システムシンポジウム
◇日 時: 5月16日(水)?5月18日(金)
◇会 場: 神戸国際会議場
◇概 要:
SACSIS (Symposium on Advanced Computing Systems and Infrastructures)
は、先進的な計算システムや基盤技術、それらの要素技術を広く様々な角度
から議論することを目的としたシンポジウムです。性能などの有効性が重視
される「システム」に関する技術だけではなく、幅広い利用を目指して実用性
を重視した「基盤」に関する技術も対象とします。10回目を迎える本シンポジ
ウムを、神戸にて2012年5月16日(水)〜18日(金)に開催いたします。
※詳細は: http://sacsis.hpcc.jp/2012/
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◇◆編集後記◆◇
第9回 論文賞の投票が4月中旬から始まります。学会員が直接投票する
本学会独自の論文賞です。できるだけ多くの会員が参加されるよう願って
います。
ご意見、ご感想の宛先: jsik@nifty.com
(メールマガジン 3月号 担当:岡本由起子)
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