#title(メールマガジン 22号) *メールマガジン 22号 [#pb37b060] ********************************************************************** ☆★☆ 情 報 知 識 学 会 メール マ ガ ジ ン ☆★☆ 2009.4.27. ☆ No.22. 情報知識学会メール マガジン読者の皆様! 新年度が始まり、さまざまの変化の中で忙しい毎日送っておられることでしょう。 5月の年次大会・プログラムが決まりました。新刊書のご案内には「Web新刊・論説 紹介」があります。その他、各種の賞への推薦依頼など、今月号もなにとぞ宜しく ご一読下さいますよう。 =================================================================== 4月号 C O N T E N T S (目次) =================================================================== ◇◆情報知識学会・第17 回年次大会◆◇ 【大会プログラム】詳細が決まりました。 ◇◆お知らせ◆◇ 【情報知識学会・ポータル】LaTeX クラスファイル公開 【推薦依頼】大川賞などの賞や研究助成金への推薦依頼 ◇◆情報知識学会誌◆◇ 【情報知識学会・論文賞発表】表彰式の日時が決まりました。 【J-STAGEからのお知らせ】 ◇◆新刊書のご案内◆◇ 【Web新刊・論説紹介】Is Google Making Us Stupid? ◇◆関連行事のご案内◆◇ 【情報処理学会IPS】 【科学技術振興機構JST】 【国立情報学研究所NII】 【人工知能学会JSAI】 ……………………………………………………………………………………… ☆★……………………………………………………………………………☆★ ┌──────────────────────────────── ◇◆情報知識学会・第17回年次大会◆◇ └──────────────────────────────── ☆★……………………………………………………… 【大会プログラム】 ◆発表プログラムが決まりました。 ◇実行委員長: 研谷紀夫(東京大学) ・副委員長: 江草由佳(国立教育政策研究所) ・副委員長: 高久雅生(物質・材料研究機構) ・副委員長: 村井源(東京工業大学) ◇本年の研究報告会・総会は東京工業大学大岡山キャンパスで開催します。 また、新たに懇親会よりも気軽に参加できる「情報交流会」も開催いたします ので、奮ってご参加下さい。皆様のご参加をお待ちしております。 ◆プログラム◆ ※[PDF版プログラム]※プログラムは都合により、変更される場合があります。 ◆受付/総会: A会場(W935) B会場(W934) 9:00 (受付開始) 9:20〜10:00 総会 〜 ◇セッションA-1 セッションB-1 10:00〜10:25 ★トピックマップを用いた人名典拠情報の構築 ○研谷 紀夫、内藤 求(東京大学大学院 情報学環、ナレッジ・シナジー) ★生物分野 におけるWeb APIの適用 ○重元 康昌、桑名 良和、權 娟大、菅原 秀明(富士通 、東海ソフト ウェア、国立遺伝学 研究所) 10:25〜10:50 ★国内大学図書館におけるデジタルアーカイブの現状 ○鈴木 良徳、時実 象一(愛知大学文学部) ★バイオメタデータベースの構築とその応用 ○鈴木 智典、宮崎 智(東京理科大学薬学部) 10:50〜11:15 ★博物館における業務情報の共有とIML (Inter-Museum Loan)システムの可能性 ○田良島 哲(国立文化財機構 東京国立博物館) ★個々の疾患に特有な関連遺伝子を特定するアルゴリズム ○權 娟大、菅原 秀明(国立遺伝学研究所 生命情報・DDBJ研究センター) 11:15〜11:40 ★自然言語処理を用いた格言引用システムの開発 ○牧野 晃典、梶川 裕矢(東京大学大学院 工学系研究科) ★統合システムを有する分散型熱物性データベースの展開 ○山下 雄一郎、馬場 哲也(産業技術総合研究所 計測標準研究部門) 11:40〜12:05 ★児童書における文章の長さの変化 ○山本 昭、日下 陽子(愛知大学文学部) ★マテリアルリスク指標データベースの設計と活用 ○芳須 弘、原田 幸明、藤田 充苗(物質・材料研究機構) 12:05〜13:00 お昼休憩 ◆13:00〜13:40 論文賞表彰式+記念講演 ◇セッションA-2 セッションB-2 13:40〜14:05 ★テキスト批評の計量化に向けて−書評の計量分析− ○村井 源、徃住 彰文(東京工業大学大学院 社会理工学研究科価値システム 専攻) ★論文数・引用数からみたわが国の大学間格差の動向分析 ○根岸 正光(国立情報学研究所/ 総合研究大学院大学) 14:05〜14:30 ★村上春樹の初期三部作における構造解析 ○工藤 彰、村井 源、徃住 彰文(東京工業大学大学院社会理工学研究科 価値システム専攻) ★ネットワーク指標を用いた学際的な論文の抽出 ○梶川 裕矢、森 純一郎(東京大学大学院 工学系研究科総合研究機構) 14:30〜14:55 ★文学作品群の特徴的語彙と概念カテゴリーの抽出 ― 星新一ショートショート の計量分析― ○佐藤 知恵 村井 源、徃住 彰文(東京工業大学大学院社会理工学研究科 価値システム専攻) ★産学連携に関するWeb情報の分析 −大学サイトの事例研究− ○柿沼 澄男、孫 媛、西澤 正己、大山 敬三、根岸 正光(国立情報学研究所) 14:55〜15:05 休憩 15:05〜15:30 ★音楽評論論文にみる概念構造の変遷 ―ネットワーク中心性を用いた音楽概念 の抽出― ○河瀬 彰宏、村井 源 徃住 彰文(東京工業大学 社会理工学研究科 価値 システム専攻) ★論文からの解析手順知識の網羅的抽出から分かる解析技術の経年的変化の分析 ○荒木 次郎((株)三菱総合研究所 先端科学イノベーショングループ) 15:30〜15:55 ★心の状態と言語的特徴:ブログにおける商品紹介文の分析 ○斉藤 香里、村井 源、徃住 彰文(東京工業大学大学院社会理工学研究科 価値システム専攻) ★協調フィルタリングを用いた共著関係の予測 ○堀 幸雄、中山 堯、今井慈郎(香川大学総合情報センター、 神奈川大学 理学部、 香川大学工学部) 15:55〜16:20 ★書評中の語を用いた図書に対する感性パラメータの自動設定の最適化 ○原田 隆史、池内 正明(慶應義塾大学文学部) ★世代間共同研究による知識移転のモデル ○福田 毅哉、梅本 勝博(北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科/ 東京大学物性研究所、 北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科) 16:20〜16:35 休憩 ◇セッションA-3 セッションB-3 16:35〜17:00 ★完全合理性と限定合理性 ○安平 哲太郎(産業技術総合研究所 研究業務推進部門) ★思考展開図を用いたSQL文の可視化手法 ○村川 猛彦、中川 優(和歌山大学 システム工学部) 17:00〜17:25 ★情報過程の諸相 ○棚次 奎介((元)北九州市立大学 基盤教育センター) ★サーチエンジン検索結果ページにおける視線情報の分析 ○高久 雅生、江草 由佳、寺井 仁、齋藤 ひとみ、三輪 眞木子、神門 典子 (物質・材料研究機構、国立教育政策研究所、東京電機大学、愛知教育大学、 放送大学、国立情報学研究所) ◆17:40〜19:30 情報交流会(会場: コラボレーションルーム(2F)) ※2009年度年次大会公式ページ(2009年度情報知識学会年次大会 実行委員会: http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsik/kenkyu.html ☆★……………………………………………………………………………☆★ ┌──────────────────────────────── ◇◆お知らせ◆◇ └──────────────────────────────── ☆★……………………………………………………… 【情報知識学会・ポータル】最近、以下のような記事が掲載されました。 ◆◇『情報知識学会誌』用 LaTeX クラスファイル公開について: ◇『情報知識学会誌』用の LaTeX クラスファイルを作成しました. ☆原稿執筆の折などにぜひご利用ください. ※以下のURLにて公開中です: http://jsik.itc.kagawa-u.ac.jp/20090421.html ☆★……………………………………………………… 【推薦依頼】 ◆下記の通り、情報知識学会宛に推薦依頼が2件郵送されました。お心当たりあれ ば、ご指示ください。また、メールマガジンへ掲載すべきかどうか伺います。 1.財団法人 大川情報通信基金 http://www.okawa-foundation.or.jp/ a.大川賞 情報・通信分野における功績 締切:2009年5月29日 償金:1000万円 b.大川出版賞 情報・通信分野に関する優れた図書 締切:2009年5月29日 償金:100万円 c.助成金 情報通信に関する彫塑・研究 締切:2009年5月29日 助成金:100万円 2.財団法人 立石科学技術振興事業団 E-mail:tateisi-f@omron.com ・立石賞 エレクトロニクスおよび情報工学の分野で顕著な業績 募集期間:平成21年4月1日〜平成21年6月30日 賞金:500万円 ☆★……………………………………………………………………………☆★ ┌──────────────────────────────── ◇◆情報知識学会誌◆◇ └──────────────────────────────── ☆★……………………………………………………… 【情報知識学会・論文賞発表】 ◆年次大会当日の13:00〜13:40 に論文賞が発表され、表彰式と記念講演が行われ ます。 ◇論文賞候補論文に対する会員投票の締切は4月30日です。会員の皆様には 投票を宜しくお願いいたします。 ☆★……………………………………………………… 【J-STAGEからのお知らせ】 ◆次回定期システムメンテナンス予定について ◇定期システムメンテナンスのため、以下の時間帯にサービスは一時的に停止。 ※5月23日(土) 10:00 〜 15:00 ☆★……………………………………………………………………………☆★ ┌──────────────────────────────── ◇◆新刊書のご案内◆◇ └──────────────────────────────── 【Web新刊・論説紹介】 ◆Web上で読める論説です: Is Google Making Us Stupid? ◇インターネットの興隆はわれわれの生活行動を大きく変えており、たとえば、 情報収集・利用行動などにおける変化が種々指摘されている。下の記事はこう した変化をいくつかの側面から記述しており、著者の論点の中心は以下のよう に思われる。 ☆1)我々の知的活動はインターネットによって著しく変えられた。 ☆2)分厚い本や長文の記事・論文を読むことが苦痛になっただけでなく、そう した能力を失いつつある。数頁のもので情報要求を満たすことを望むようにな っている。 ☆3)こうした変化は、認知、思考、読み書きのスタイル、知的活動・行動の習慣 などを変化させている。 ☆4)昔から技術は我々の知的行動を規定してきた。その例として、writing(ソク ラテス)、タイプライター(ニーチェ)、グーテンベルクの印刷術、テレビ、 コンピュータなどがある。 ☆5)Googleで代表される情報の世界にも19世紀後半のFrederic Winslow Taylor (動作・時間研究で有名)の考え方が適用されている。このような科学的管理法で 情報や知識の処理ができるのか。 著者の言わんとすることは、Googleが我々の情報入手・利用だけでなく、知識 獲得行動や人格そのものにも大きな影響を及ぼすということであろう。著者の 言説が妥当か否かは別にして、こうした問題は十分考慮するに値すると思われ る。この記事はたまたま目にした昨年の記事なので、ご存知の方も多いとは思 われるが、ご参考までに。 原題: Is Google Making Us Stupid? Nicholas Carr. The Atlantic (July/August 2008) http://www.theatlantic.com/doc/200807/google ☆★…………………………………………………………★☆ 情報知識学会・細野公男評議員会議長からの情報です。 ☆★…………………………………………………………★☆ ☆★……………………………………………………………………………☆★ ┌──────────────────────────────── ◇◆関連行事のご案内◆◇ └──────────────────────────────── ☆★……………………………………………………… 【情報処理学会IPS】 ◆第49回モバイルコンピューティングとユビキタス通信研究発表会 ◇日 程: 5月7日(木)〜8日(金)5月7日に懇親会を予定しています。 ◇会 場: 宮古島マリンターミナル 〒900-0013 沖縄県宮古島市平良字下里108-11 Tel: 0980-73-8139、、Fax: 0980-73-8138 ◇テーマ: モバイルコンピューティング、モバイルアプリケーション、 ユビキタス通信、モバイルマルチメディア通信 ※研究報告は、研究発表会の一週間前 4月30日(木)が公知日となります。 ※当日の資料の入手方法は、プログラムの後のご案内をご覧ください。 ※詳細は: http://www.ipsj.or.jp/09sig/kaikoku/2009/MBL49.html ☆★……………………………………………………… 【科学技術振興機構JST】 ◆電気通信大学 新技術説明会 −電気・情報・通信・化学・機械− (大学連携新技術説明会第100回開催) ◇開催日: 5月12日(火) ◇会 場: 東京 JSTホール ※お問合せ: 産学連携担当 Tel 0120-679-005 Fax 03-5214-8454 ※詳細は: http://jstshingi.jp/uec/2009/ ☆★……………………………………………………… 【国立情報学研究所 NII】 ◆CSI委託事業報告交流会(ネットワーク・e-Science系)へのご案内 ◇最先端学術情報基盤構築(CSI)委託事業として、各機関が平成20年度に 実施した研究開発等の成果発表を行い、その知見を共有CSI構築のより 高度化を目指すため、本報告交流会を開催いたします。 ※なお、本報告交流会への参加は、大学と教育機関の教職員等の関係者に 限らせていただきます。 ◇開催日: 5月18日(月)10:00−17:40 ◇会 場: 学術総合センター2階中会議場 ◇定 員: 200名 ※なお、参加申込は定員になり次第締め切らせていただきます。 ※詳細は: http://www.nii.ac.jp/csi/CSI0518.html ☆★……………………………………………………… 【人工知能学会JSAI】 ◆進化計算フロンティア研究会 ◇第1回研究会が開催されます。奮ってご参加ください。 ◇主 催: 人工知能学会 進化計算フロンティア研究会(SIG-ECF) ◇期 日: 5月29日(金) ◇会 場: 東京工業大学大岡山キャンパス・西8-E号館1001号室 詳細は: http://www.ic.dis.titech.ac.jp/ecf/doku.php ☆★……………………………………………………… ☆★……………………………………………………………………………☆★ ──────────────────────────────── ◇◆編集後記◆◇ メールマガジンは皆様のご協力により、今年も毎月配信することができ、新年度 を迎えております。これからも、会員の皆様がさまざまの形でご参加くださるよう よろしくお願い致します。 お便りの宛先は: jsik@nifty.com (メール・マガジン編集長:岡本 由起子) ────────────────────────────────