#title(メールマガジン 71号) *メールマガジン 71号 [#nd126165] #pre{{ ************************************************************** ☆★☆ 情報知識学会 メールマガジン ☆★☆ 2013. 8.30 ☆★ No.71 ============================================================== 8 月号 C O N T E N T S (目次) ============================================================== ◇◆編集委員会から◆◇ ◇◆2013年カレンダー 集会・研究会・サロン他◆◇ 9月21日 関西部会研究会、三田図書館・情報学会月例会 9月26日 ディジタル図書館ワークショップ 9月27日 卓話会 10月10日〜11日 INFOPRO2013 12月 7日 情報知識学会フォーラム 12月 9日〜14日 じんもんこん2013 【お知らせ】 ◇◆情報知識学会◆◇ 【第18回情報知識学会フォーラム(2013.12.7)のお知らせ】 ◇◆関西部会◆◇ 【2013年度第1回(通算18回)情報知識学会関西部会研究会(2013.9.21)案内】 ◇◆卓話会◆◇ 【シニア情報知識学研究部会2013年度第1回卓話会(2013.9.27)のお知らせ】 ◇◆CODATA部会の活動報告◆◇ ◇◆関連行事◆◇ 【三田図書館・情報学会月例会(第156回)(2013.9.21)】 【第45回ディジタル図書館ワークショップ(2013.9.26)】 【INFOPRO 2013 第10回情報プロフェッショナルシンポジウム(2013.10.10-11)】 【人文科学とコンピュータシンポジウム「じんもんこん2013」(2013.12.9-14)】 ┌────────────────────────────── ◇◆ 編集委員会からのお知らせ ◆◇ └────────────────────────────── 第23巻第2号、第21回年次大会およびシンポジウム「東北大震災と地籍情報」 の予稿集をJ-Stageにて公開いたしました。次の第3号、論文誌は10月上旬の 刊行予定です。書評・研究会報告など査読を必要としない原稿はまだ間に合い ますので、9月末までにお送りください。 また、現在編集委員会にて投稿規定の改定を進めております。本メールマガ ジンの配信される8月末には学会Webページにて改訂版の公開を予定しており ますので投稿にあたってはご確認をお願いします。 編集委員長 芦野俊宏 ┌────────────────────────────── ◇◆ 第18回 情報知識学会フォーラム ◆◇ └────────────────────────────── ◆2013年開催予定の第 18 回情報知識学フォーラムは、12月7日(土曜日)、 同志社大学にて「ビッグデータと新たな知識発見」をテーマに大学、企業で の研究事例をご紹介することを企画しております。 今後詳細が決まりましたら、Web やメールマガジンでアナウンス致します のでよろしくお願いいたします。 第 18 回情報知識学フォーラム 実行委員長: 堀 幸雄(香川大学総合情報センター) ┌──────────────────────────────── ◇◆ 関西部会研究会 ◆◇ └──────────────────────────────── 【2013年度第1回(通算18回)情報知識学会関西部会研究会案内】 ◆下記の要領で研究会を開催いたします。今回は、いま注目を集めている オープン・リンクド・データに関するものなので、奮ってご参加ください。 ◇日 時:2013年9月21日(土)14:30?17:00 ◇会 場:キャンパスポート大阪(大学コンソーシアム大阪)ルームD 大阪駅前第2ビル4階(大阪市北区梅田1-2-2-400) TEL06-6344-9560 JR大阪、JR北新地、阪急梅田、阪神梅田、地下鉄梅田・西梅田・ 東梅田から各5?10分程度 ◇発表者:嘉村哲郎氏 (東京藝術大学芸術情報センター/総合芸術アーカイブセンター) ◇テーマ:Linked Open Dataの基礎とこれからの情報活用 ◇概 要:近年、欧米を中心に公共情報や芸術・文化情報をデータとして 自由に利用するための活動「オープン・データ」の取り組みが活発化している。 これらの活動に合わせ、Webの世界では、公開された情報を活用(再利用)する ために、標準化されたデータ構造およびデータ抽出の仕組みを利用したLinked Open Data(LOD)が広まりつつある。本発表では、オープン・データ、ならびに リンクト・オープン・データの基礎技術と仕組みについて解説し、これからの 情報流通について国内外の事例を参考に考察していく。 ◇共 催:日本図書館研究会情報組織化研究グループ 書誌コントロール 研究会(科学研究費基盤研究 (C) 課題番号 25330391研究代表者: 和中幹雄) ※事前申込みは不要です。当日、お気軽にご参加下さい。 なお、資料代と飲み物代として、300円を頂戴いたします。また、 研究会終了後は懇親会を予定しております。 ┌──────────────────────────────── ◇◆ シニア卓話会 ◆◇ └──────────────────────────────── シニア情報知識学研究部会2013年度第1回(通算第7回)卓話会のお知らせ (会場詳細決定) シニア部会主催の卓話会は、温故知新を趣旨として、情報知識学各分野に おける先駆者から当初の状況を解説して頂く「事始めシリーズ」に加えて、 現下急速に進展しつつある「高齢情報化社会」の動向も討論のテーマとして、 2010年末から既に6回開催しております。(http://www.jsik.jp/?senior) 2013年度も同様の枠組みにて3回開催する計画です。その企画のための部会 世話人会において、近頃、クラウド、スマホ、SNS、ライン、ビッグデータ、 ステマ、プリズム、イノベーション、情報共有等々、耳触りのよい、あるいは 耳障りなはやり言葉が巷にあふれているが、それらには羊頭狗肉、古い酒を 新しき革袋に盛った怪しげなものや剣呑なものが多いのではないかといった 疑念が出されました。そこで一夕、それらのおさらい会を催し、参加者各位 の自由討論により知見、経験を披瀝して、情報共有?を図り、その解釈と鑑賞 を試みるのが有意義であろうとの結論になりました。 このような趣旨で本年度第1回卓話会を下記の要領で開催しますので、老 壮青各層会員とも積極的にご参加賜るようお願い致します。 ◇ 日時:2013年9月27日(金)18:00?19:30 ◇ テーマ:近頃の情報知識環境 ? 解釈と鑑賞 ◇ 話題提供:根岸正光(部会世話人、国立情報学研究所名誉教授) ◇ 会場:鶴見大学1号館2F セミナー室2 (〒230-8501 横浜市鶴見区鶴見2-1-3) 会場案内:JR京浜東北線鶴見駅西口下車徒歩5分、京急鶴見駅下車徒歩7分。 JR鶴見駅西口から線路沿いに南方横浜方面にまっすぐお進みください。 総持寺の参道入口が見えてきます。参道を30mほど進んだところの左側が 鶴見大学文学部の建物です。参道左側の階段を上ると、セブンイレブンが 見えますので、そこが1号館です。入るとエレベーター・ホールがあります ので2階へ。 http://www.tsurumi-u.ac.jp/about/accessmap/ 参加申込:事前申込は不要ですが、参加予定の会員は、 根岸(negishi_at_nii.ac.jp)および学会事務局(jsik_at_nifty.com)宛、 連絡頂ければ幸いです(_at_は@と読み替えください)。 (シニア部会代表世話人:松村多美子、世話人:根岸正光) ┌────────────────────────────── ◇◆ CODATA部会活動報告 ◆◇ └────────────────────────────── 【平成25年度第1回科学技術データベース懇談会開催報告】 平成25年8月29日に東洋大学白山キャンパスにて、平成25年度第1回 (通算8回目)の科学技術データベース懇談会を開催した。参加者は総勢13名 であり、材料、熱物性、地質、化学物質スペクトル、エコマテリアルなどの データベースを運営している懇談会メンバに加えて、話題提供講師1名、 オブザーバー2名という構成であった。今回は「オープンデータ」を開催 テーマに据え、関連話題3件と、公共データ開放への対応に関するディス カッションで構成された。話題提供では、Linked Open Dataの普及と発展、 地質分野における情報発信体制の変化、計量標準分野のデータベース整備へ の対応といった、オープンデータを提供する立場、利活用を促進する立場から それぞれ話題を頂いた。ディスカッションや話題提供後の意見交換を経て、 お互いの相互理解を深化させることに成功し、発言の絶えない盛況な会と なった。 平成25年度第2回科学技術データベース懇談会は、秋の学会ラッシュで の情報収集が落ち着いた後の、年明け頃の開催を予定している。 (CODATA部会科学技術データベース懇談会幹事:山下雄一郎) ┌────────────────────────────── ◇◆ 関連行事 ◆◇ └────────────────────────────── 【三田図書館・情報学会月例会(第156回)】 テーマ:RDAと書誌コントロールの将来 発表者:バーバラ・ティレット(Barbara Tillett)氏(RDA開発合同運営 委員会議長・前米国議会図書館) 日時:2013年9月21日(土) 14:00-16:00 場所:慶應義塾大学(三田) 南校舎455教室 概要:RDAの基本的考え方とこれまでの展開の経緯、実際の採用例と今後の 可能性などを、これまでRDAに深く関与してきた立場から論じる。また、 並行して進行しているRDA関連のいくつかのプロジェクト、VIAF、RDA エレメント等のメタデータレジストリへの登録、米国議会図書館による 「書誌フレームワーク・イニシアティブ(BFI)」などについて、書誌コン トロールの将来を見据えつつ解説する。 ※発表は英語ですが、日本語の通訳があります 参加費:三田図書館・情報学会会員は無料/非会員は200円 *事前の参加申込みは不要です。 http://www.mslis.jp/monthly.html 問い合わせ先 三田図書館・情報学会事務局 〒108-8345 東京都港区三田2-15-45 慶應義塾大学文学部 図書館・情報学専攻内 【第45回ディジタル図書館ワークショップ】[参加募集] 情報処理学会第112回情報基礎とアクセス技術研究会合同研究会 日 程: 平成25年9月26日(木) 12:30-16:50 会 場: 筑波大学東京キャンパス文京校舎 116講義室 (東京都文京区大塚3-29-1) http://www.tsukuba.ac.jp/access/bunkyo_access.html 参加費無料(事前申し込み不要) テーマ:「社会基盤のためのデータ処理技術および一般」 プログラム (1) 12:30 - 14:00 ◆ Twitterからの列車遅延情報収集手法の検討[IFAT] ◯新井誠也, 平川豊,大関和夫(芝浦工大) ◆ 特徴語とRDFを用いた情報推薦手法の提案[IFAT] ◯藤原哲, 大場みち子, 山口琢(公立はこだて未来大学) ◆ 大学図書館のTwitter利用[IFAT] ◯栗山和子(東洋大) 休憩 14:00 - 14:10 (2) 14:10 - 15:40 ◆ 日本のOpen Data活用を目的としたデータセットのスキーマ分析とリンク 関係の調査[IFAT] ◯西出頼継, 本間維, 永森光晴, 杉本重雄(筑波大学) ◆ 貴重書書誌の注記から抽出したメタデータによるオントロジー構築および 書誌・美術関連Linked Dataと連携した検索システム構築[DLW] ○吉賀夏子(佐賀大学),渡辺健次(広島大学), 只木進一(佐賀大学) ◆ 21世紀図書館情報専門職養成研究基盤アーカイブ構築に向けた情報アーキ テクチャに関する一考察[DLW] ○宇陀則彦, 松村敦,阪口哲男, 三森弘, 水嶋英治, 逸村裕(筑波大学) 休憩 15:40 - 15:50 (3) 15:50 - 16:50 特別セッション ◆「Crowd4U/L-Crowd: アカデミアによる高度クラウドソーシングプラット フォームと図書館情報分野への応用」講演:森嶋厚行(筑波大学図書館 情報メディア系/知的コミュニティ基盤研究センター) 概要: 本講演では,大学が協力して開発を進めているクラウドソーシング プラットフォームCrowd4Uと,Crowd4Uを利用した図書館×クラウド ソーシングプロジェクトL-Crowdについて紹介する.Crowd4Uは, 非営利・公益・学術のためのクラウドソーシングプラットフォームであり, それを用いて様々な研究が行われている.L-Crowdは,日本初の図書館 情報分野におけるクラウドソーシングプロジェクトであり,単に一図書館 によるプロジェクトではなく,複数の大学と国立国会図書館が協力して 推進している世界的に見ても大きなスケールのプロジェクトである. 本講演では,Crowd4Uの概要とその上で行われている各種基礎研究・応用 研究の紹介,およびL-Crowdプロジェクトの挑戦について説明する. 以上 なお、最新のワークショップ情報は http://www.dl.slis.tsukuba.ac.jp/DLworkshop/ を御覧下さい。 【INFOPRO 2013 第10回情報プロフェッショナルシンポジウム】 開催案内予告 参加申込みは、2013年9月2日(月)よりオンラインで受付を開始します。 独立行政法人 科学技術振興機構(JST)と一般社団法人情報科学技術協会 (INFOSTA)の共催による「第10回情報プロフェッショナルシンポ ジウム」(略称INFOPRO2013)を下記により開催いたします。情報の総合 的なシンポジウムに多くの皆様のご参加をお待ちしております。 ◆ 会期 2013年10月10日(木)午後〜11日(金) ◆ 会場 日本科学未来館 (東京都江東区青海2-3-6) 一般発表(10日午後、11日午後) ◆ 特別講演(10日 15:30〜17:00) 「iPS細胞技術の普及における知的財産権の役割と挑戦」 高尾 幸成 氏(京都大学iPS細胞研究所 知財管理室室長) トーク&トーク (11日 10:00〜12:30) INFOPRO10周年、インフォプロの再認識と再定義(仮題) プロダクトレビュー、展示コーナー ◆情報交流会(10日 17:30〜19:30) 10日の特別講演終了後、一般発表の発表者・座長ならびに出展者の皆さん とともに、楽しい情報交換の場として多くのご参加をお待ちしています。 情報交流会のみのご参加もできます。なお、詳細なプログラム等は、10月 にお知らせします。 会誌「情報の科学と技術」10月号にも掲載します。 参加費(予稿集代)一般:6,300円 学生:2,100円 情報交流会:4,200円 (いずれも消費税込み) 申込み 9月2日(月)よりオンラインで受付を開始します。 問合せ INFOPRO受付担当 Tel:03-3813-3791 【人文科学とコンピュータシンポジウム「じんもんこん2013」】 ◆ テーマ:人文科学とコンピュータの新たなパラダイム New Paradigms on Humanities Computing - Linking Knowledge of Human Activities - ◆主 催:情報処理学会 人文科学とコンピュータ研究会 (SIG-CH) The Pacific Neighborhood Consortium (PNC) The Electronic Cultural Atlas Initiative (ECAI) 京都大学地域研究統合情報センター (CIAS) ◆共 催:大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 (NIHU) ◆日 時:2013 年12月9日(月)- 14日(土) ◆会 場:京都大学百周年時計台記念館 ◆シンポジウムの趣旨 資源の循環や人的交流のグローバル化、地球規模での環境変化や大規模 災害など諸課題が多様化・複雑化している現代社会において、問題解決 に対する「知」もまた、多様化・複雑化しています。こうした諸課題に 対応し豊かな社会や環境、文化を育むためには、細分化された「知」は 地域や人々の活動と結びついた「知識」として、再構築される必要が あります。これに呼応し、情報学の分野においても、オントロジー、 セマンティックWeb、LOD (Linked Open Data)といった研究やデジタル 化、データベース、時空間情報処理などの研究手法が活発に展開されて います。 その成果は、人文科学領域にも大きな影響を与え、歴史情報学や地域情報 学などの新しい研究の潮流を生み出しつつあります。 本会議は人文学や情報学を中心としつつ、問題意識を共有するあらゆる 分野の方々の学術研究や社会実践の発表と議論の場です。環境、健康、 災害等の喫緊の社会的課題に対応するための知を、地域や地域の人々の 活動と結びついた「知」として再構築することを目指します。ふるって ご参加下さい。 ◆その他の情報 参加費:情報知識学会会員は後援学会のため主催学会の会員と同額 プログラム:発表申込締切が8月28日のため現時点では未確定 詳細は次行に示す「じんもんこん2013」のWebページをご覧ください。 URL:http://jinmoncom.jp/sympo2013/ ☆★……………………………………………………………………………☆★ 編集後記 最近、気候変動という“狼”の気配を感じています。トイレなきマンション は、石油文明ではないかと考えながら、そして「分け入っても分け入っても 青い山」(山頭火)、「一片氷心在玉壷」(王昌齡)などとつぶやきながら (決してTwitterでもLineでもない!)、新たなデータの時代での跳躍のため フラストレーションを貯めています。 ご意見、ご感想の宛先: jsik@nifty.com (メールマガジン 8月号 担当: 岩田 修一) ☆★……………………………………………………………… }}