#title(メールマガジン 89 号) *メールマガジン 89 号 [#ua524818] #pre{{ ◇◆☆ 情報知識学会 メ−ルマガジン ☆◆◇ 2015.3.30 ☆ No.89 =================================================== 3月号 C O N T E N T S (目次) =================================================== ◇◆ 情報知識学会・第23回(2015年度)年次大会 ◆◇ ◇◆ (研究報告会&総会)のお知らせ ◆◇ ◇◆ 年次大会実行委員会より ◆◇ ◇◆ 【第12回(2015)情報知識学会論文賞】 ◆◇ ◇◆ 候補論文に対する会員投票の公告 ◆◇ ◇◆ 学会誌編集委員会より ◆◇ ◇◆ 会員情報 ◆◇ ◇◆ 事務局からのお知らせ ◆◇ ****************************************************** ┌──────────────────────────────── ◇◆ 情報知識学会・第23回(2015年度)年次大会 ◆◇ ◇◆ (研究報告会&総会)のお知らせ ◆◇ └──────────────────────────────── 第23回 年次大会開催のお知らせ 第23回年次大会は下記の日程にて開催いたします。 ◆実行委員長 芦野俊宏 (東洋大学) 実行副委員長 村川猛彦 (和歌山大学) 実行委員 梶川裕矢 (東京工業大学) 村井 源 (東京工業大学) 高久雅生 (筑波大学) 西澤正己 (国立情報学研究所) 石川大介 (科学技術・学術政策研究所) ◆日 時: 2015年5月23日(土),24日(日) ◆会 場: 東洋大学 白山キャンパス (東京都文京区白山) ◆大会情報URL: http://www.jsik.jp/?kenkyu ◆お問い合わせ: jsik2015-contact (at) nistep.go.jp ┌──────────────────────────────── ◇◆ 年次大会実行委員会より ◆◇ └──────────────────────────────── 年次大会に発表の申し込みを頂いた方には受理の連絡が届いたかと思います。予 稿原稿の締め切りは4月18日となっております。学会誌の執筆要領に準拠したカ メラレディのPDF原稿、投稿原稿整理カードとともに、 jsik2015-submit@nistep.go.jp 宛、メールにてお送り下さい。プログラムは4月18日までに決定して学会Webペー ジに掲載いたします。 ┌──────────────────────────────── ◇◆ 【第12回(2015)情報知識学会論文賞】 ◆◇ ◇◆ 候補論文に対する会員投票の公告 ◆◇ └──────────────────────────────── ◇2015年3月24日 論文賞推薦委員会(長塚,根岸,田良島,芦野) ・第12回(2015)の論文賞は、「学会員の選ぶ論文賞」として、全学会員の直接 投票に基づいて選定します。投票に先立ち論文賞候補論文の推薦を募集したとこ ろ、会員から推薦があり、論文賞推薦委員会にて審議の結果、この論文を候補と して、会員各位の投票を募ることに致しました。投票に参加下さるようお願いし ます。 (1)投票方法 4月下旬に郵送の2015年度総会出欠票はがきの論文賞投票欄の3論文のうちひ とつを選択し、5月5日(火)必着にて投函する。 (2)開票および結果発表 論文賞推薦委員会において開票し、多数票を得たものを授賞論文とする。ただ し、同票の場合には論文賞推薦委員会が決定する。選定結果の発表および授賞 式は2015年度年次大会の席上にて行う。 (3)投票対象候補論文および推薦理由 1. 「サポートベクター回帰を用いた158カ国の国債格付けの再現」 Vol.23 (2013) No.1 p.70-91 (田辺 和俊, 栗田 多喜夫, 西田 健次, 鈴木 孝弘) 本論文は、格付け会社が行っている国債の格付けを統一的に再現するモデル を作成するために、2011年4月末時点での158カ国の国債格付けと44種の経済 ・政治指標との相関をサポートベクター回帰(SVR)により一括解析する大 規模実験を行い、格付け会社が行っている国債格付けを公開の数値データの みから高精度で再現するモデルを提案したものである。解析に用いた各種指 標の中では政治指標の寄与がきわめて高いことから、格付け会社が政治的要 因を重視していることを指摘したことの意義は大きい。有用性の観点から高 く評価できる。よって、本論文を第12回情報知識学会論文賞候補に推薦する。 2. 「共引用クラスタリングによる研究分野の動的把握に向けた試論」 Vol.23 (2013) No.3 p.371-379 (七丈 直弘) 本論文は、有望な研究領域を早期に把握することの重要性が増しているが、 萌芽的かつ融合的な領域に分布する公算が高いため把握が難しい、そこで、 既存の学術分類を用いず、論文間の引用情報のみを用いることにより、萌芽 的・融合的な学術分野を把握する手法を提案したものである。共引用分析に よる論文間の近接性とNewman法によるドメイン分割により、従来は、論文誌 レベルやキーワードレベルでしか把握できなかった研究分野の微細構造の評 価を可能した点が高く評価できる。よって、本論文を第12回情報知識学会論 文賞候補に推薦する。 3. 「世界科学データシステム(WDS)のための学際的科学データ表示Webの提案」 Vol.24 (2014) No.3 p.297-320 (村田 健史ら) 本論文は、次世代型の科学研究環境の実現を目的に構築された科学研究用ク ラウドシステム「NICTサイエンスクラウド」上の科学データを融合して表示 するための学際的科学データ表示Webを提案している。過去の経験をもとに、 まず学際的科学データ表示Webで必要な要件をまとめたうえで、2つの科学衛 星プロジェクトデータを融合表示するWebアプリケーションをNICTサイエン スクラウド上に実装し、実装事例をもとに、その学際的科学データ表示Web の有効性について検討している点が高く評価できる。よって、本論文を第12 回情報知識学会論文賞候補に推薦する。 ◇これらの論文は学会誌、及びJ-Stageにてオンラインで論文全文を参照できます。 1.https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsik/23/1/23_23_70/_pdf 2.https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsik/23/3/23_23_EP1/_pdf 3.https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsik/24/3/24_2014_030/_pdf ┌──────────────────────────────── ◇◆ 学会誌編集委員会より ◆◇ └──────────────────────────────── なんとか第25巻第1号を発行することができました。しかしながら、事務局の移 管に伴う影響がまだ残っており、お手元にお届けするのが遅れましたことをお詫 びいたします。次の論文誌第25巻第3号は9月末発行予定です。論文・原稿の投稿 をお願いいたします。 ┌──────────────────────────────── ◇◆ 会員情報 ◆◇ └──────────────────────────────── ◆書籍の出版情報です(原田隆史氏)。 ◇次の書籍が出版されました。 高橋慈子,原田隆史,佐藤翔,岡部晋典 著 『情報倫理:ネット時代のソーシャル・リテラシー』 ☆技術評論社,2015年,175p.ISBN 978-4-7741-6822-7. ┌──────────────────────────────── ◇◆ 事務局からのお知らせ ◆◇ └──────────────────────────────── ◆情報知識学会事務局メールアドレスの変更(再掲載) 2014年11月10日より,学会事務局のメールアドレスを変更いたしました。 これはWebページのアドレスとして使用している jsik.jpのドメインを事務 局のアドレスとしても使用することにするもので,ドメイン名を統一する ことで連絡アドレスの認知度の向上などが期待されます。 変更前と変更後のメールアドレスは次の通りです。 変更前アドレス:jsik@nifty.com または jsik@adthree.com 変更後アドレス:office@jsik.jp 当面は変更前のアドレスでも受信可能ではございますが,アドレス帳にご 登録されている方は,早めにご変更くださいますようお願いいたします。 ◆情報知識学会事務局の住所変更(再掲載) 2015年1月より,事務局の住所を次のとおり変更いたしました。 変更前:〒110-8560 東京都台東区台東1-5 凸版印刷(株)内 変更後:〒164-0003 東京都中野区東中野4-27-37 (株)アドスリー内 事務局の住所は変わりますが,会員の年会費の振込先の口座,銀行口座な どは従来どおりで変更ありません。これらの情報は,会員各位にお届けし た2015年2月28日発行の情報知識学会誌25巻1号123頁の「事務局からのお 知らせ」にも掲載済みです。併せてご覧ください。 ☆★……………………………………………………………………………☆★ 編集後記 今年は様々な出来事からきりの良い年数が経った節目の年にあたっているそうで、 ニュース等にもよく取り上げられます。私の勤務地では国際科学技術博覧会( つ くば '85) の開催から30年ということで、小規模な展示会が催されたりしていま す。あれからもうそんなに経ったのかと驚くばかりです。 過去を振り返る一方で、学生諸君と共にこれからの科学・技術の発展に向けて一 歩一歩を進めて行こうと改めて思う今日この頃です。 (メールマガジン 3月号 担当: 阪口 哲男) ☆★……………………………………………………………………………☆★ }}