#title(メールマガジン 111 号)
* メールマガジン 111 号 [#gaf9fdd6]

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◇◆☆ 情報知識学会 メールマガジン ☆◆◇  2017.3.27 ☆ No.111
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       3月号 C O N T E N T S(目次)
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◇◆【開催のお知らせ】第25回 年次大会 ◆◇
◇◆【お知らせ】第14回(2017)論文賞の選定について ◆◇
◇◆【開催報告】シニア情報知識学研究部会 2016年度第2回卓話会 ◆◇
◇◆ 2016年度第5回常務理事会議事概要 ◇◆
◇◆ 理事会メール審議報告 (2017/3/8) ◆◇
◇◆ 編集委員会からのお知らせ ◆◇
◇◆ 事務局からのお知らせ ◆◇
◇◆ 後援行事のお知らせ◇◆
 ・iPRES 2017 (2017.09.25〜29)
◇◆ 関連情報のお知らせ◇◆
 ・日本学術振興会賞受賞候補者の推薦について

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◇◆ 第25回 年次大会 開催のお知らせ ◆◇
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◇情報知識学会・第25回(2017年度)年次大会(研究報告会&総会)が開催
 されます。
 ◆日 時:2017年 5月 27日 (土) - 28日 (日)
 ◆会 場:同志社大学今出川キャンパス(京都市上京区今出川通烏丸東入)
 ◆内 容(予定):一般発表は13件です。そのほか5件の学生発表があり、
   学生セッションで審査のうえ、優秀な研究発表には学生奨励賞を授与
   します。また、総会・理事会、論文賞表彰式・記念講演、永年会員
   表彰式も実施します。詳細プログラムについては、決まり次第、
   学会ウェブサイトに掲載します。
 ◆実行委員長  宮本行庸 (神戸情報大学院大学)
  実行副委員長 高久雅生 (筑波大学)
  実行委員   渡邊智山(関西大学)
         佐藤翔  (同志社大学)
         岡部晋典 (同志社大学)
         児玉真悟 (神戸電子専門学校)
 ※URL:http://www.jsik.jp/?kenkyu
 ※お問い合わせは: jsik-2017_at_ml.cc.tsukuba.ac.jp (_at_を@に変えてください
。)

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◇◆ 第14回(2017)論文賞の選定について ◆◇
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第14回(2017)の情報知識学会論文賞の選定を行っています。
候補の推薦は終了しており、下記の予定で候補を決定し、会員に
よる投票を実施します。会員の皆様には4月上旬に事務局から
総会の出欠確認とあわせて投票の依頼がありますので、積極的な
投票をお願いいたします。

昨年同様の選考方式に基づき,学会員が直接投票で選びます。
対象論文の範囲は最近2年間に情報知識学会誌に掲載された
論文です。

(1)選定の日程
1.論文賞の候補の推薦.本学会員(正会員,賛助会員)は,推薦委員会に
対して論文賞にふさわしいと思われる論文をその理由をつけて推薦する.
  ・推薦開始 :2017年2月13日(月)
  ・推薦締切り:2017年3月15日(水)※終了しています

2.推薦委員会は,会員からの推薦論文が多数の場合は一次選考を行い,また
少数の場合は推薦委員会により追加推薦を行って,候補論文を決定する.
  ・候補決定 :3月下旬

3.これら論文賞候補論文とその推薦理由を学会ホームページおよび
メルマガ等に掲載し,会員に投票を依頼する.
投票は、総会出欠回答はがきに併設の論文賞投票欄に記入する。
なお,推薦者の名前,人数などは公表しない.
  ・投票締切り:4月17日(月)

4.投票の結果,最多得票の論文を論文賞授賞論文とする.
ただし,推薦委員会は得票数や論文内容などを勘案し,得票数第2位の
論文についても論文賞とすることができる.

5.選定結果発表
 ・授賞式: 次期年次大会(5月28日(日)予定)において行う。

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◇◆【開催報告】シニア情報知識学研究部会 2016年度第2回卓話会(通算第12回)◆◇
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講演テーマ:戦前期の発禁図書の世界
講師:大滝則忠氏(前国立国会図書館長)
日時:2017年3月13日(月)17:00-18:30
会場:鶴見大学1号館2階セミナー室1
参加者:8名
講演概略:
 大滝氏は、国会図書館員になってすぐに帝国図書館時代の閲覧禁止本の存在に
関心を持ち、以来、戦前期出版警察法制下の検閲実態の解明を生涯の研究テーマ
とし、現在は近代日本発禁図書総目録の編纂に取り組んでおられるとのこと。講
演ではまず検閲、発禁制度の全体像について解説があったが、検閲は古来人類文
化とともにある事象である。わが国では江戸期、戦前期、占領期を通じて検閲制
度があり、昨今は若手研究者による、当時の検閲記録に基づく研究も盛んで、関
連の図書が多く出版されている。
 「発禁本」とは、こうした検閲制度により発禁、削除、改変等を命じられた本
だけでなく、当局の事前内閲や出版者の自主規制による伏せ字本、これに反発し
た作家による私家版等の流布本、また当局からの指令に則して、あるいは図書館
独自の思惑で閲覧禁止とされた図書館所蔵本など、幅広くとらえる必要がある。
こうした中で、「社会的記憶装置としての図書館」(バトラー)がどのように機
能できるか。
 大滝氏は、図書を「永く天下後世に伝へて文化に裨益することの洪大悠遠なる」
という初代帝国図書館長、田中稲城の唱える図書館の役割に思いを致し(惜別会
謝辞)、好事家、研究者等が収集した私蔵本ではなく、図書館等の公的な所蔵に
かかる「発禁本」の実態を明らかにするべく、上記総目録を編纂中で、これは
1万3千タイトル、2万冊の規模になる見込みとのことである。こうした発禁本の世
界の拡がりから、講演後参加者からは様々の観点から活発な質疑が行われ、これ
は一旦散会後、場所を移してさらに続けられた。
参考:大滝則忠「図書館と読む自由−近代日本の出版警察体制との関連を中心に」
(塩見昇他編著「知る自由の保障と図書館」、京都大学図書館情報学研究会、2006、pp
165-242.)

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◇◆ 2016年度第5回常務理事会議事概要 ◇◆
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日時:2017年3月17日(金)18:30−20:30
場所:凸版印刷(株) 内
出席者(敬称略):長塚、芦野、石塚、江草、小川、田良島、根岸

◆議事:
1.第21回情報知識学フォーラムのまとめと第22回「情報知識学フォー
ラム」の企画・準備
  1月22日に東京工業大学田町キャンパスで開催された「第21回情報
知識学フォーラム」は、24名(うち非会員6名)の参加があり、IoTやAI等
の価値や課題について活発な議論がなされたことが紹介され、来年度の22
回「情報知識学フォーラム」の企画について、今年度から導入した一般発
表やポスター発表などの企画も含めて実施する方向で具体化することにな
った。

2.第25回(2017年度)年次大会の準備状況の報告
  宮本実行委員長からの資料が紹介され、発表応募が3月16日で締め切
られ18件の応募があったことが報告された。今後、発表者の採択、プログ
ラムの策定、発表原稿の取り纏め、大会の広報等に取り組むことが報告さ
れた。

3.年次総会の準備、論文賞委員会等
  年次総会の準備のために、4月初旬に常務理事会、4月中下旬に理事会
を開催することで、日程の調整を行うことになった。論文賞委員会から経
過の報告があった。

4.30周年記念事業の具体化について
  4月初旬に常務理事会で継続して検討することになった。

5.各部会の本年度の事業遂行状況
シニア情報知識学研究部会から3月13日に開催した卓話会について報告が
あった。

6.メールマガジンの今後の編集体制について検討され、対応につき会長
に一任された。

7.報告事項
  理事会でのメール審議(3月8日)により東北大学災害科学国際研究
所の共同利用・共同研究拠点化の推薦書を提出することが決議され、送付
したとの報告があった。
                          (会長:長塚隆)
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◇◆ 理事会メール審議報告 (2017/3/8) ◆◇
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◆東北大学災害科学国際研究所共同利用共同研究拠点化への要望書を提出◆

東北大学災害科学国際研究所共同利用共同研究拠点化の申請にあたって、情報知識学
会としての要望書の提出を検討願えないかとの依頼があり、理事会で検討し要望書を
提出しました。
これは、
1.本学会では、すでに学会員が東北大学災害科学国際研究所との共同研究の実績が
あること。
2.東北大学災害科学国際研究所では4つの重点領域(津波工学,災害医学,災害
アーカイブ,防災教育)についての共同利用共同研究拠点を目指しており、災害アー
カイブ等については情報知識学会にも大いに関わりがあること。
3.災害科学の分野は、本学会として2012年11月に「第17回情報知識学フォーラム
「震災の記憶・記録とアーカイブズ」」を開催していること。
4.学会員がこの分野での国際的な共同研究の実績を学会誌に掲載していることなど
が学会としての要望書の提出の背景となっております。

また、締め切りが近いですが、以下のように東北大学災害科学国際研究所では
平成29年度 共同研究助成 公募を行っておりますので、ご紹介いたします。
http://irides.tohoku.ac.jp/topics_project/coproject/coproject_kobo/coproject-i
ndex2017.html

                          (会長:長塚隆)
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◇◆編集委員会からのお知らせ ◆◇
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学会誌編集委員会より、

予定より遅れましたが、第27巻第1号がそろそろお手元に届く頃かと思います。
第2号は年次大会予稿集、論文誌となる第3号は9月末の発行を予定しておりま
す。原稿の投稿をお待ちしております。

                                                       芦野俊宏

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◇◆ 事務局からのお知らせ ◆◇
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◆個人会員の皆様:年会費納入の御礼とお願い


 3月に入り、平成16年度未納の方には、メールにてご送金のお願いを
させていただきました。お振込下さった方、誠にありがとうございました。

 未だの方は、郵便振替または銀行振込にてご送金ください。郵便振替の方が
送金手数料が安く、また払込取扱票に記入してATMから送金いただければ,
貯金窓口が閉まっている時間帯でも送金できるので
便利です。会費納入のこと何卒宜しくお願いいたします。


※振替口座番号は00150-8-706543,加入者名は情報知識学会です。
(詳しくは,学会誌26巻3号309頁をご参照ください。)

 また、ご所属の大学、研究機関などの研究費でお支払いただく場合は、
学会からの請求書が必要になると思いますので、その旨、情報知識学会
事務局にメール: 宛先 office@jsik.jp などでご連絡ください。
宜しくお願いいたします。


◆退会希望のかたは、事務局宛(office@jsik.jp)メールにてご連絡ください。

 4月1日から、退会日までの四半期単位で計算した金額を事務局よりお知らせ
いたします。
(お知らせをいただかないと、学会誌、メールマガジンは継続してお送りする
 ことになります。)

◆学会誌送付先、会員種別、メールアドレスの変更について

 会員種別、学会誌送付先、メールアドレスが変わられた方で、変更手続き
がお済でない方はご連絡ください。年会費を納入していただいているのに
学会誌やメールマガジンが届かないでは申し訳ありませんので、変更の情報
を事務局:office@jsik.jpまで、メールでお知らせください。
新・旧の情報を並べてお書きいただけると確認できるので助かります。
何卒宜しくお願いいたします。


◆情報知識学会事務局
住所:〒164-0003 東京都中野区東中野4-27-37 (株)アドスリー内
メールアドレス:office@jsik.jp、 FAX:050-3730-8956
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◇◆ 後援行事のお知らせ ◆◇
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◇◆iPRES 2017  (2017.09.25〜29) ◆◇
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以下の要領でデジタルデータの長期保存に関する諸課題について、研究者と実務
者が集まり議論する国際的な学術会議のiPRES 2017を開催いたしますのでご案内
いたします。

・日 時:平成29年9月25日(月)〜29日(金)
・会 場:京都大学国際科学イノベーション棟(吉田キャンパス本部構内)

詳細は以下の案内をご覧ください。
(https://ipres2017.jp/)


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◇◆ 関連情報のお知らせ ◆◇
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◇◆日本学術振興会賞受賞候補者の推薦について(お知らせ)◆◇
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 日本学術振興会から「第14回 日本学術振興会賞」の受賞候補者の推薦依
頼の文書が情報知識学会に届きました。文書の宛先は、各大学等研究機関の
長、各学協会の長ですが、対象者は45歳未満であることなど個人情報を確認
する必要があること、同文書には「機関長からの推薦のほか、我が国の学術
研究者からの『個人推薦』も受け付けております。」との記述があることか
ら、常務理事会で検討の結果、学会推薦ではなく個人推薦で対応することに
なりました。
そのため、下記のとおり、本メールマガジンにて、本学会会員にお知らせし
ます。
   記
・対象分野:人文学、社会科学及び自然科学にわたる全分野
・対象者:学術上特に優れた成果を上げたと認められる者のうち、平成29年
 4月1日現在で45歳未満である者
・推薦権者:個人推薦の場合:優れた研究実績を有する我が国の学術研究者
・受付期間:平成29年4月7日(金)−12日(水)17:00(必着)
・推薦要項:https://www.jsps.go.jp/jsps-prize/data/youkou.pdf を参照
・推薦書の様式:http://www.jsps.go.jp/jsps-prize/ からダウンロード

                   以上 情報知識学会 長塚 隆

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編集後記

2016年度 (平成28年度) も残り数日となり、勤務先の学位記授与式等行事の合間
を縫って3月号のメールマガジンの編集をしています。私自身の今年度を振り返
ると5月の本会の年次大会や12月の国際会議の開催で忙しかった一方で、科研プ
ロジェクトで研究分野が異なる方々との交流機会が増え、研究の進め方等の違い
について改めて考えさせられました。文理融合を掲げる教育や学際領域の研究組
織に関わる者として、日本の科学研究については暗い話題も見受けられますが、
新年度は色々と発展できるように頑張っていかねばと思う次第です。

                    (3月号担当:阪口 哲男)

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