#title(メールマガジン 121号)
*メールマガジン 121号 [#yec6db11]


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◇◆☆ 情報知識学会 メールマガジン ☆◆◇  2018.01.26 ☆ No.121
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1月号 C O N T E N T S (目次)
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◇◆ 【年頭のご挨拶】 〜長塚 隆〜 ◆◇
◇◆ 【開催案内】第26回 年次大会 開催のお知らせ (2018.5.26-27) ◆◇
◇◆ 【原稿募集】第26回 年次大会 発表募集のお知らせ (2018.3.12) ◆◇
◇◆ 【開催案内】第7回 知識・芸術・文化情報学研究会 (2018.2.10) ◆◇
◇◆ 【推薦募集】第15回(2018)論文賞の推薦を募集します ◆◇
◇◆ 【参加者募集】シニア情報知識学研究部会(2018/3/1)◆◇
◇◆ 事務局からのお知らせ ◆◇ 
◇◆ 関連情報のお知らせ ◆◇
◇◆「NHK番組アーカイブス学術利用トライアル」2018年度第2回募集◆◇

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◇◆【年頭のご挨拶】 〜長塚 隆〜 ◆◇
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 新しい年を迎えて、寒い日が続いておりますが、すでに1月近くたとうとし
ております。会員のみなさまには毎日多忙な日々をお過ごしのことと思います。
本年の会員のみなさまのご健康、ご多幸をお祈り申し上げます。

 本年は、情報知識学会創立30周年を迎える記念すべき年になります。5月には
30周年記念年次大会が東京で、秋には30周年記念情報知識学フォーラムが大阪
で開催されます。多くの会員の皆様の参加が得られ盛会になりますよう、実行
委員の先生方と一緒に準備して行きたいと思います。また、会員の皆様から原
稿をお寄せ頂いて、30周年記念誌を刊行することを検討しております。ご支援
のほどよろしくお願いいたします。

 昨年は、1月に、大阪で開催された「第6回知識・芸術・文化情報学研究会」、
東京で開催された第21回情報知識学フォーラム(IoT時代の先にあるものは?
―情報知識学の新たな展開―)に始まり、5月27 - 28 日 (土・日)に同志社大
学今出川キャンパスで第25回年次大会 (研究報告会・総会)が開催されました。
また、12月2日 (土)には、第22回情報知識学フォーラム(オープンサイエンス
の障壁への挑戦)が国立情報学研究所で開催されました。年次大会、情報知識
学フォーラムとも実行委員のみなさまのご奮闘により、多くの会員および非会
員の方もご参加頂け、活発な議論が交わされたことが、記憶に残ります。

 本学会のフォーラムでも取り上げられていますように、IoT、ビックデータ、
オープンサイエンスなど社会のデジタル化・情報化の進展は、ますます加速し
ようとしており、本学会の果たす役割もさらに大きくなっています。学会とし
ては様々な議論の場を提供することで、研究の進展に貢献できると期待してい
ます。

 また、最近の大学や研究機関などにおける若手の研究者を巡る状況は良い面
ばかりではなく、かえって困難な状況が拡大しているようにも感じます。学会
として、若手の学会員が少しでも成長してゆけるような試みを工夫し継続して
ゆくことが大切と感じています。

 一昨年5月の年次大会時の総会で、石塚前会長から引継ぎ、新たな体制で役
員ならびに会員のみなさまのご協力・ご支援を得て運営してまいりました。会
員のみなさまのご要望に充分に対応できていないところもあるかも知れません。
今後とも、会員のみなさま方のご意見を汲みながら学会の活動をより有意義な
ものにできたらと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

                                            情報知識学会会長 長塚 隆

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◇◆情報知識学会創立30周年◆◇
◇◆第26回 年次大会 開催のお知らせ (2018.5.26-27)◆◇
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◇情報知識学会・第26回(2018年度)年次大会(研究報告会&総会)が開催されま
す。本年度は学会創立30周年にあたり、記念行事等を併せて開催いたします。

第26回(2018年度)年次大会ページ: http://www.jsik.jp/?2018cfp

 ◆実行委員長  田良島 哲(東京国立博物館)
  実行委員
   小川 恵司(凸版印刷)
   阪口 哲男(筑波大学)
   孫 媛(国立情報学研究所)
   宮本 行庸(神戸情報大学院大学)
 ◆日時:2018年5月26日(土)-27日(日)
 ◆会場及びスケジュール:
第1日(26日)凸版印刷 印刷博物館 グーテンベルクルーム
11:30 開会予定
--総会
--創立30周年 記念講演
*下田 正弘 氏(東京大学大学院人文社会系研究科 教授)
*永崎 研宣 氏(人文情報学研究所 主席研究員)
--印刷博物館見学
--研究発表会[セッション1]
--記念式典及びレセプション
第2日(27日)東洋大学 白山キャンパス
9:30 開会予定
--研究発表会[セッション2]:
--論文賞表彰式及び受賞者講演
--研究発表会[セッション3,4]
--学生奨励賞表彰式、閉会

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◇◆ 第26回 年次大会 発表募集のお知らせ (2018.3.12) ◆◇
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◇研究報告会の発表論文を下記要領で募集いたしますので、
 下記の「受付フォーム」からふるってご応募ください。。
https://goo.gl/forms/fsXWZXOBmBvJfGtD3

◆1.募集分野
情報知識の構造解析、モデル化、可視化、知識発見
情報・知識の表現、生産、組織化、検索、提供
電子出版、電子図書館
マルチメディア、電子ミュージアム
用語、シソーラス
知識情報の流通と知的所有権
専門分野における情報の品質管理、基準化
インターネット、セマンティクウエブ、Web x.0 など
その他情報知識学に関連する諸研究・開発

◆2.応募方法
登録方法:登録フォームから必要情報を登録
応募期限:2018年3月12日(月)
採択可否通知:2018年3月19日(月)(予定)
原稿提出期限:2018年4月13日(金)
今大会も、大学院生を対象とする学生セッションを実施し、優秀な発表には
学生奨励賞を贈呈する予定です。
学生セッションの参加を希望される場合は、「学生セッションを希望する」に
チェックを入れてください。

◆3.論文執筆・発表について
原稿の体裁は、学会誌の論文執筆要領に準拠してください。論文種別欄は
「第26回年次大会予稿」となります。論文提出がないと発表できません。
発表時間は質疑応答を含めて30分です(プログラム編成の都合により発表時間
を短縮することがあります)。
登壇発表者は当学会員に限ります。未入会の方は大会当日までに入会すること
が必要です。
同一の者による複数登壇発表は認められません(共著は可)。
本論文は電子ファイルでの提出を予定しています。具体的な方法は採否決定時
に改めて連絡いたします。
予稿原稿ページ数は6ページ以内を基本とします.超過した場合は、2ページ
単位で2,000円ずつ超過料金が発生します.(例:超過 1〜2ページ
 2,000円、超過 3〜4ページ 4,000円)

◆4.お問い合わせ先(メールでお願いします)
第26回(2018年度)情報知識学会 年次大会実行委員会
E-mail: jsik2018agm_at_mbr.nifty.com(atを@に変えてください。)

                      (実行委員長 田良島 哲)

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◇◆ 【開催案内】第7回知識・芸術・文化情報学研究会 (2018.2.10) ◆◇
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日時:2018年2月10日(土) 12:00受付開始
会場:立命館大阪梅田キャンパス(大阪梅田駅前)多目的室
   〒530-0018 大阪市北区小松原町2-4 大阪富国生命ビル5階
   アクセス:http://www.ritsumei.ac.jp/osakaumedacampus/access/

主催:知識・芸術・文化情報学研究会
共催:情報知識学会関西部会、アート・ドキュメンテーション学会関西
      地区部会
協力:立命館大学アート・リサーチセンター 文部科学省共同利用・
      共同研究拠点「日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点」
※詳細 http://www.jsik.jp/?kansai20180210

プログラム:
12:00 受付開始
12:30 開会挨拶
12:35 発表1「検索ヒット数の時系列データの検証と指標に与える影響
      ―Google正規化距離を用いて―」
      青木 滉太(同志社大学大学院文化情報学研究科)
13:00 発表2「情報処理教育のためのCBTについて」
      松本 陽平(和歌山大学大学院システム工学研究科)
13:25 休憩
13:40 発表3「3次元計測点群の高品質化による有形文化財の高品質可視化」
      野田 幸裕(立命館大学大学院情報理工学研究科)、
      梁井 脩、田中 覚、長谷川恭子、李 亮
14:05 発表4「篆書体による蔵書印の文字認識の試み」
      李 康穎(立命館大学大学院情報理工学研究科)、
      Batjargal Biligsaikhan、前田 亮
14:30 休憩
14:45 発表5「修復や研究により得られた文化財のデジタル情報の
      データベース構築による保存研究」
      中尾 由香里(立命館大学大学院文学研究科)
15:10 発表6「ケンブリッジ大学図書館日本資料のTEIメタデータの作成を経
   て」
      李 増先(立命館大学衣笠総合研究機構)
15:35 休憩
15:50 発表7「資料所蔵機関・研究機関、お互いを補うには
      ―京都府立京都学・歴彩館の仕事―」
      岡本 隆明(京都府立京都学・歴彩館)
16:15 発表8(招待発表)「国文学研究資料館における古典籍の利活用に
      向けての取り組み」
      松田 訓典(国文学研究資料館)、
      岡田 一祐、山本 和明
16:40 閉会挨拶
17:00 懇親会

参加申し込み方法:
・2018年1月31日(水)までに、氏名・所属を明記の上、
  kacimeeting+2018(at)gmail.com 宛に電子メールでお申し込みください
  ((at) を @ に変えてください)。
・参加費は無料です。
・研究発表会後に懇親会(有料)を予定しています。大学や分野の枠を
  超えた交流の場にしたいと思いますので、あわせてご参加ください。

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◇◆ 第15回(2018)論文賞の推薦を募集します ◆◇
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第15回(2018)の情報知識学会論文賞の選定を行います。
昨年同様の選考方式に基づき,学会員が直接投票で選びます。
対象論文の範囲は最近2年間に情報知識学会誌に掲載された
論文(既受賞論文を除く)で下記の9件です。

論文賞推薦委員会の委員は,田良島常務理事(委員長),芦野編集委員長,
根岸常務理事,石塚常務理事の4名です。

(1)選定の日程
1.論文賞の候補の推薦.本学会員(正会員,賛助会員)は,推薦委員会に
対して論文賞にふさわしいと思われる論文をその理由をつけて推薦する.
  ・推薦締切り:2018年3月5日(月)

2.推薦委員会は,会員からの推薦論文が多数の場合は一次選考を行い,また
少数の場合は推薦委員会により追加推薦を行って,候補論文を決定する.
  ・候補決定 :3月 中旬

3.これら論文賞候補論文とその推薦理由を学会ホームページおよびメルマガ
等に掲載し,会員に投票を依頼する.
投票は、総会出欠回答はがきに併設の論文賞投票欄に記入する。
なお,推薦者の名前,人数などは公表しない.
  ・投票開始 :3月19日(月)(予定)
  ・投票締切り:4月9日(月)

4.投票の結果,最多得票の論文を論文賞授賞論文とする.
ただし,推薦委員会は得票数や論文内容などを勘案し,得票数第2位の論文
についても論文賞とすることができる.

5.選定結果発表
 ・授賞式:次期年次大会(5月27日(日))において行う。

(2)推薦対象論文(下記9件,掲載順)

1. ラマン散乱分光イメージング法による多色摺木版画の色材分子分布
解析法の開発
南川 丈夫, 永井 大規, 金子 貴昭, 谷口 一徹, 原田 義規, 高松 哲郎,
竹中 健司
情報知識学会誌, Vol. 26, No. 1, pp.1-10, 2016

2. 時系列ビブリオメトリクスによる研究活動分類手法の提案
川村 隆浩, 山下 泰弘, 松邑 勝治
情報知識学会誌, Vol. 26, No. 3, pp.251-259, 2016

3. FRSADとLinkedDataに基づく主題情報共有システム
田辺 浩介, 江草 由佳, 高久 雅生
情報知識学会誌, Vol. 26, No. 3, pp.260-276, 2016

4. 新興境界領域研究の現況−科学研究費助成事業の分類を用いた分析−
中渡瀬 秀一
情報知識学会誌, Vol.27, No.1, pp.1-5, 2017

5.『うつほ物語』の語彙に関する計量的な検討−「楼の上上」及び
「楼の上下」の語の出現傾向について−
土山 玄
情報知識学会誌, Vol.27, No.1, pp. 6-22, 2017

6. 日本の学協会誌掲載論文のオルトメトリクス付与状況
佐藤 翔, 吉田 光男
情報知識学会誌, Vol.27, No.1, pp. 23-42, 2017

7. 書架設置型RFIDシステムを用いた資料の図書館内利用調査
岡本 一志, 丸茂 里江, 佐野 悠
情報知識学会誌, Vol.27, No.3, pp. 227-244, 2017

8. 入院する前に宇野浩二の文体は既に変わっていたのか
劉 雪琴, 金 明哲
情報知識学会誌, Vol.27, No.3, pp. 245-260, 2017

9. ランダムフォレストによる著者の性別推定−犯罪者プロファイリング実現
に向けた検討−
財津 亘, 金 明哲
情報知識学会誌, Vol.27, No.3, pp. 261-274, 2017


<注>これらは学会誌の他,オンライン(J-Stage)でも論文全文を参照できる.
  http://www.jstage.jst.go.jp/browse/jsik/-char/ja/

(3)推薦方法・締め切り
 推薦する論文について,400字程度の推薦理由を付して,
2018年3月12日(月)までに,学会事務局(office@jsik.jp),および,
推薦委員会(s.tarashima48@gmail.com)あてに,電子メールで送信する。
形式自由。ただし,SUBJECT欄に「論文賞候補推薦状」と明示すること。

(4)意見募集
 来年度以降の選定方式の改定について会員の意見を求めます。
 ※ご意見は,事務局(office@jsik.jp)まで。

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◇◆ 【参加者募集】シニア情報知識学研究部会(2018/3/1) ◆◇
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◇話題提供者:岡本由起子先生
(元家政学院大学助教授、元EU情報協会専門研究員)

・日程:3月1日(木)17:00-19:00
・場所:鶴見大学1号館2Fセミナー室2(〒230-8501 横浜市鶴見区鶴見2-1-3、
   鶴見駅西口下車徒歩5分)
   http://www.tsurumi-u.ac.jp/about/accessmap/

・話題:「欧州におけるオープン・データ事情(哲学の場合)」

・解題:翻訳作業の過程で出会った欧州のオープンデータ事情(ウィトゲンシュ
タイン・アーカイブス公開への経緯とその内容、アゴラ・プロジェクト〜欧州の
哲学文献公開の試み)から人文系学問研究手法の情報化による影響について考える。

・連絡先:鶴見大学 長塚 隆 nagatsuka-t(at)tsurumi-u.ac.jp
※当日、直接お越しいただいても結構ですが、なるべく事前にご参加の
ご連絡お願いします

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◇◆ 事務局からのお知らせ ◆◇
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◆個人会員の皆様:年会費納入のお願い

平成29年度の会費を未だお支払いいただいていない方,お忘れの方へ:

今年度の会費未納の方には、12月末にお支払いのお願いを郵送させていただき
ました。1月末までお振込のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

◆学会誌送付先,会員種別,メールアドレスの変更をお知らせください。
会員種別,学会誌送付先,メールアドレスが変わられた方で変更手続きが
お済でない方はご連絡ください。
年会費を納入していただいているのに学会誌やメールマガジンが届かない
では申し訳ありませんので,変更の情報を事務局:office@jsik.jpまで,
メールでお知らせください。新・旧の情報を並べてお書きいただけると
確認できるので助かります。

◆情報知識学会事務局
住所:〒164-0003 東京都中野区東中野4-27-37 (株)アドスリー内
メールアドレス:office@jsik.jp、 FAX:050-3730-8956

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◇◆ 関連情報のお知らせ ◆◇
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◇◆「NHK番組アーカイブス学術利用トライアル」2018年度第2回募集◆◇
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NHKでは、NHKアーカイブスの保存番組を研究用に利用していただくトラ
イアルへの参加研究者を募集しています。
公募で採択された研究者は、東京ではNHK放送博物館、大阪ではNHK大阪放送局
の専用閲覧室で、ご希望の番組を研究用に閲覧することが出来ます。

◆第2回閲覧期間    2018年6月〜8月 (1組 20日間まで利用可)
◆募集対象者   大学または高等専門学校、公的研究所に所属する
                 職員・研究者、大学院生
◆募集締切     2018年3月30日
◆募集研究数   放送博物館 6件、大阪放送局 3件
応募要項等詳しくは、以下のホームページをご覧ください。
 http://www.nhk.or.jp/archives/academic/

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編集後記
 
 本号よりメールマガジンの業務を岡本先生より引き継ぐこととなりました。
遠隔地在住のため東京での会議等にはあまり顔出しできそうにありませんが、
何かご意見ご提案などございましたらメール等でお寄せいただければと思って
おります。本年も皆様どうぞよろしくお願い申し上げます。

               (メールマガジン 1月号担当:村井 源)

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編集室より
2018年1月からメールマガジン編集長は村井先生に交代し、新たな体制
で1年が始まりました。
岡本は新しい副編集長が決まるまで当面その任に当たります。今後とも何卒
よろしくお願い申し上げる次第でございます。               
                           岡本 由起子
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