情報知識学会ニューズレター > No.42 (1997.2.1) > 【お知らせ】関東AVSユーザー会/InfoVizシンポジウム− ビジュアリゼーション最新動向 −

【お知らせ】関東AVSユーザー会/InfoVizシンポジウム− ビジュアリゼーション最新動向 −

 下記の通り、昨年の情報知識学会研究報告会のテーマでもありました,「情報の可視化」をメインテーマとするシンポジウムを開催いたします.会議への参加は無料ですので, どうぞお気軽にお申し込みください.

情報知識学会理事 藤代 一成

1.概要

日時:
平成9年3月18日 (火) 13:30--17:30 (会議) [#e0ef9380]
17:45--19:30(懇親会)
場所:
お茶の水女子大学理学部3号館701教室 (会議)
同大学生協リモーネ(懇親会)
主催:
関東AVSユーザー会
協賛:
(株)ケイ・ジー・ティー, (株)アーク情報システム,
日本電子計算(株) (予定)
後援:
AVSコンソーシアム, 日経サイエンス社, 情報知識学会,
お茶の水女子大学理学部情報科学科
費用:
会議:無料 (講演論文集を含む)     懇親会:3,000円
申込方法:
参加される方のお名前, 会社名, 部署名, 電話/FAX/E-mail,懇親会への参加希望の有無をお書きになり, 藤代 (fuji@is.ocha.ac.jp)まで電子メールにて, あるいはAVSコンソーシアム事務局までFAX (03-3225-0740)にてお申し込みください. 定員150名に達し次第締め切らせていただきます.

2.プログラム

「関東AVSユーザー会会長就任挨拶」(13:30-13:40)
                中嶋 正之(東工大 情報理工学研究科)

セッション1: サイエンティフィック ビジュアリゼーション最前線(13:40-15:10)
                座長: 藤代 一成(お茶大 理学部)
   1-1:「航技研における可視化環境と可視化の実例紹介」,
                末松 和代(科技庁 航空宇宙技術研究所)
   1-2:「非接触三次元計測データとMicroAVS」
                谷尻 豊寿(メディック エンジニアリング)
    1-3:「1996-97 AVS製品ファミリーのご紹介」
                宮地英生(ケイ・ジー・ティー AVSグループ)

コーヒーブレイク (15:10-15:25)

セッション2: インフォメーション ビジュアリゼーション(15:25-17:25)
              座長: 宮地 英生(ケイ・ジー・ティー AVSグループ)
   2-1:「インフォメーション ビジュアリゼーション: 基本概念と研究開発の動向」
              藤代 一成,市川 哲彦, 倉持 陽子(お茶大 理学部)
   2-2:「GUIからインフォメーション ビジュアリゼーションへ」
              今宮 淳美, 孟 埼,増田 尚則,茅 暁陽(山梨大 工学部)
   2-3:「アルゴリズム可視化システムの開発」
              金田 和文, 平田 真章, 山下 英生(広島大 工学部)
   2-4:「AVS/Expressを用いたインフォメーション ビジュアリゼーションの動向」
              黒木 勇(ケイ・ジー・ティー AVSグループ)

総 括 (17:25-17:30)   吉川 正晃(AVSコンソーシアム事務局)

3.講演アブストラクト

1-1: 航技研における可視化環境と可視化の実例紹介(末松 和代)
 航技研の「数値風洞」は、メモリ容量45GB, ピーク性能282GFLOPSのベクトル並列計算機である. そのため, このシステムでは,効率的な可視化, 大規模数値計算結果の可視化が重要な課題となっている.ここでは, 航技研の可視化環境, 大規模数値計算結果の効率的可視化のための取り組み, アニメーション作成を中心とした可視化の実例等を紹介する.

1-2: 非接触三次元計測データとMicroAVS(谷尻 豊寿)
 非接触三次元計測装置では,計測結果が空間に離散した点群データという形で得られるが,数値データでは正しく計測されているかどうか判断しにくく,また, データ同士の比較もできない.これらの問題を解決するために, MicroAVSを利用する.MicroAVSを利用すると,計測データをビジュアル化でき、視覚的に判断することができる.ここでは,三次元計測データが形成外科, 口腔外科, 人類学, 被服構成学といった異なる分野でどのように利用されているかを紹介する.

1-3: 1996\&97 AVS製品ファミリーのご紹介(宮地 英生)
 AVS製品ファミリのご紹介を1996年の機能拡張と97年の拡張/リリースプランを併せて紹介し, 製品ファミリが目指すビジュアリゼーションの方向について述べる.特に, 日米欧の3社で開発を進めているインターネット対応に対する開発計画を中心に紹介を進める.

2-1: 基本概念と研究開発の動向(藤代 一成, 市川 哲彦, 倉持 陽子)
 インフォメーション ビジュアリゼーション (Information visualization)」と呼ばれる最新計算機技術の背景と目的を明らかにした後, 基本となる諸概念を概説する.さらに関連する研究開発の現状および実践的効用を,昨秋米国で開かれたIEEE InfoVis'96シンポジウムにおける最新成果を含む,国内外の数種の具体的事例を用いて論じる.

2-2: GUIからインフォメーション ビジュアリゼーションへ(今宮 淳美, 孟 埼,増田尚則,茅暁陽)
 ここでの話題は,従来のグラフィカルユーザインタフェースからみたインフォメーション ビジュアリゼーションについてである.ユーザインタフェースの目的のひとつは,ユーザが目の前の膨大なデータから仕事に必 要なデータを容易に取りだし問題解決や意思決定の基として使える(すなわち,データを情報に変換できる)ようにすることである.この観点から,インフォメーション ビジュアリゼーションについて幾つかの事項についての考察を示す.

2-3: アルゴリズム可視化システムの開発(金田 和文, 平田 真章, 山下 英生)
 幾何図形等を扱うアルゴリズムの開発やデバッグを行う際,その動作過程を把握することが非常に重要となる.本研究では, プログラム中のデータ構造と実行中の各ステップにおける処理過程とを同時に可視化し,かつそれらを関連付けてグラフィカルに表示することにより,アルゴリズムの動作過程を容易に把握することができる汎用システムの開発を行っている.本システムの構成と, 各種アルゴリズムの可視化を行った例について述べる.

2-4: AVS/Expressを用いたインフォメーション ビジュアリゼーションの動向(黒木 勇)
 コンピュータを利用した可視化, ビジュアリゼーションは科学技術分野では必要不可欠なものに成長した.AVS の後継ソフトウェアである AVS/Expressを用いて,ビジュアリゼーションの手法について簡単に説明する.また, 昨今, インフォメーション ビジュアリゼーションとして,これらの技術が新たな分野で用いられはじめた.グラフィックス処理を用いることで, 各情報系の分野における多次元,多様なデータに対し, さまざまな利点が得られるようになってきている.この新たな分野におけるビジュアリゼーションについて事例を中心に紹介する.

最終更新日: 2018-04-27 (金) 11:24:55

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