メールマガジン 66 号

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☆★☆ 情報知識学会 メールマガジン ☆★☆ 2013.3.27 ☆★ No.66

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 3月号 C O N T E N T S (目次)
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 ◇◆常務理事会議事概要◆◇
 ◇◆第21回 年次大会開催のお知らせ◆◇
 ◇◆第 10 回(2013)情報知識学会論文賞について◆◇
 ◇◆関連行事等のご案内◆◇
 ◇◆関連分野の動向◆◇
  
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◇◆常務理事会議事概要◆◇
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◆常務理事会の開催報告◆

情報知識学会 平成24年度 第5回常務理事会議事要旨
日時:2013年3月18日(月) 18:45−21:30
場所:情報知識学会事務所(凸版印刷(株)内)
出席:石塚、長塚、原田、江草、小川、田良島、根岸
議事:
1.論文賞推薦等について
 論文賞推薦委員長 長塚副会長より同委員会で候補論文を決めた旨の報告
  があり、これを承認した。投票の葉書は総会通知と兼用することとした。
2.年次大会準備状況について
 会員からの発表応募件数31、うち9件が学生セッションと多数の応募があり、
 実行委員会でプログラムを検討中、シンポジウムは第1日の午後を予定、
  との現状紹介が会長からあった。プログラムについて意見交換した。
 学生セッションの発表に対する賞の名称を「学生奨励賞」とし、その審査
  基準について実行委員会からの案を基に検討した。
3.永年会員表彰(第2回)について
 第2回では会員期間15年以上を対象とする方針で該当者リストを確認し、
 表彰状作成担当を決めた。
4.平成24年度実績(仮)および平成25年度予算について
 事務局から24年度の現時点での実績の報告があり、25年度予算は次回検討
 することとした。
5.平成25年前半の作業予定・計画について
 事務局から例年の状況を基に作業予定・計画が示され、今後の日程を検討。
6.学会誌のカラー印刷の費用負担について
 2月末発行の学会誌では4頁のカラー印刷があったため、その費用と別刷り
  の著者負担について意見交換。本日は編集委員長欠席のため後日決定する。

付記:平成24年度は総会前の4月25日に第1回常務理事会を開催したため、
メルマガ上では第1回が2つ存在するミスがあったことが分かりました。
お詫びして、7月23日開催分を第2回、10月17日を第3 回、25年1月29日を
第4回と修正いたします。

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◇◆第21回 年次大会開催のお知らせ◆◇
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◇情報知識学会・第21回(2013年度)年次大会(研究報告会&総会)開催されます。

 ◆実行委員長 大槻 明 (東京工業大学)
  実行委員  松村 敦 (筑波大学)
        浅本 紀子 (お茶の水女子大学)
        笹倉 理子 (お茶の水女子大学)
        梶川 裕矢 (東京工業大学)
        村井 源 (東京工業大学)
        村川 猛彦 (和歌山大学)
 ◆日 程: 2013年5月25(土) - 26(日)
 ◆会 場: お茶の水女子大学
        http://www.ocha.ac.jp/access/index.html
 ◆内 容(予定):前回までの内容(研究発表等)に加え、
   今回は「学生セッション」や「地籍情報シンポ」を行う予定です。
   地籍シンポのポスターは下記URLをご覧ください。
   http://www.jsik.jp/?kenkyu
   また、詳細プログラムについても、決定次第、同URLに掲載致します
      ので適宜ご参照賜れば幸いです。

  ※大会URL: http://www.jsik.jp/?kenkyu
  ※お問い合わせ先: 
    * 〒152-8550 東京都目黒区大岡山2-12-1
   * 東京工業大学 大学情報活用センター内
   * 第 21 回 (2013 年度) 情報知識学会 年次大会実行委員会
   * E-Mail:jsik2013_at_valdes.titech.ac.jp
   {_at_は@と読み替えください}

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◇◆第10回(2013)論文賞について◆◇
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◆候補論文に対する会員投票の公告◆

 ◇2013年3月18日 論文賞推薦委員会(長塚,根岸,田良島,芦野(欠席))

 ・第10 回(2013)の論文賞は、「学会員の選ぶ論文賞」として、全学会員
 の直接投票に基づいて選定します。投票に先立ち論文賞候補論文の推薦を
 募集したところ、会員から下記3件について推薦があり、論文賞推薦委員会
 にて審議の結果、この論文を候補として、会員各位の投票を募ることに致
  しました。投票に参加下さるようお願いします。

(1)投票方法
 4月中旬に郵送予定の2013年度総会出欠票はがきの論文賞投票欄の3論文
 のうちひとつを選択し、5月5日(日)必着にて投函する。
(2)開票および結果発表
 論文賞推薦委員会において開票し、多数票を得たものを授賞論文とする。
 ただし、同票の場合には論文賞推薦委員会が決定する。選定結果の発表
  および授賞式は2013年度総会の席上にて行う。
(3)投票対象候補論文および推薦理由
 1.「分散的な異なるスキーマに対応したMuseumメタデータ記述言語」
   Vol. 22, No. 1, pp. 9-22, 2012(秋元 良仁, 亀山 渉)
     本論文は、博物館や美術館間における収蔵品の属性情報(Museumメタ
   データ)の共有・交換を可能にする新しい記述言語Fuzzy Schema(FS)
   を提案したものである。 FS言語は、独自のデータモデルである「マッ
   ピング・パターン」と「あいまい度」の2つの機構を備えており、これ
   らの機構により、分散環境におけるMuseumメタデータに情報の相互
   互換性を提供する機能を有している。本論文では、FS言語を用いて
   Museumメタデータを記述することで、博物館・美術館間でMuseumメタ
   データの共有・交換が可能になることを示した。現在、様々な館種間
      でのメタデータの共有・交換は、重要な課題となっており、単に新しい
   記述言語Fuzzy Schema(FS)の提案にとどまらず、その実現可能性を
   実際に示したことの意義は大きい。有用性の観点から高く評価できる。
   よって、本論文を第10回情報知識学会論文賞候補に推薦する。

 2.「マテリアルリスク指標とその応用」Vol.22, No.3, pp.171-186, 2012
   (芳須 弘, 藤田 充苗, 原田 幸明, 緒形 俊夫)
      現在、原子力発電、化学プラントなどの機器用材料の素材採集時の鉱
      石採掘などにより環境破壊が生じ、それらの材料製造中に発生するCO2、
   SOx。および NOx による大気汚染が地球環境に影響をおよぼすことが
   問題となっており、機器設計時の材料評価にマテリアルリスク指標が
   提案されている。本論文は、これらの指標のデータ構造を決定した後、
   リスク指標のデータベースを試作し、Webで提供されている耐熱材料の
   特性との関係を調査したものである。著者らは、地球環境を考慮した
   機器設計時における最適材料は容易に入手可能な元素からなる材料を
      選択すべきとの前提で、各種のステンレス鋼を評価し、ニッケルをマン
      ガンで置き換えたステンレス鋼の環境適合性が良好なことを明らかに
      した。
   本論文は、現代社会で解決すべき重要課題となっている環境破壊の軽
      減による持続可能社会の実現への新たな提案ともなりうるものである。
      よって、本論文を第10回情報知識学会論文賞候補に推薦する。
 
  3.「総合芸術の批評における批評対象の特徴−映画と演劇の批評の計量的
   比較−」Vol. 22, No. 3, pp. 203-222, 2012(村井 源, 川島 隆徳)
   本論文は、批評対象を計量分析することで、批評の科学的分析の際の
   基礎的な知見を得ようとしたものである。総合芸術である映画と演劇に
   関する批評文から、批評対象に関連した名詞を抽出し、30 のカテゴリ
   に分類し、χ二乗検定によって映画と演劇で重要視する要素の相違を
   分析し、映画では特定の人物に集中するのに対し、演劇では分散的で
   あること、因子分析により、カテゴリ間の関係性を調査し、「監督」と
   「演技」における映画と演劇でのニュアンスに相違があること、さらに、
   N-gram法により映画の場合は「物語」が、演劇の場合は「演技」が批評
   の論理展開の中心的要素であること、などを明示した点が評価できる。
   本論文は、批評文を計量分析 し、分野の異なる芸術領域間における相
   違についての基礎的な知見を得ようとしたものであり、他の様々な資料
   への適用の可能性も含めて、今後の計量分析への新たな糸口を提案する
   ものとなっている点で、高く評価できる。よって、本論文を第10回情報
      知識学会論文賞候補に推薦する。


 ◇これらの論文は学会誌、及び J-Stageにてオンラインで論文全文を参照
  できます。 

1.https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsik/22/1/22_9/_pdf
2.https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsik/22/3/22_22_171/_pdf
3.https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsik/22/3/22_22_203/_pdf

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◇◆関連行事等のご案内◆◇
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◆文化情報資源政策の確立を求めて:利活用に関わる課題を中心に◆

日時:2013年3月30日(土)14:00-17:30
会場:早稲田大学大隈会館2F会議室
   http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html

主催:文化情報資源政策研究会
共催:早稲田大学演劇博物館

概要:

基調講演………………………………………………………………………14:00
「演劇資料の特徴と利活用の可能性」竹本幹夫早稲田大学演劇博物館館長

基調報告………………………………………………………………………14:30
A.「文化情報資源政策研究会の趣旨と研究対象範囲」
 柳与志夫(文化情報資源政策研究会幹事)
B.「これまでの研究会例会(第2回ー第9回)における論議のまとめ」
 渡邉太郎(文化情報資源政策研究会事務局長)
(休憩)

シンポジウム「文化情報資源の利活用を進めるための政策とは?」…15:30
パネリスト
 太下義之(三菱UFJリサーチ&コンサルティング主席研究員)
 後藤和子(埼玉大学教授)
 福井健策(弁護士)
 吉見俊哉(東京大学副学長・情報学環教授):司会
 赤松健(漫画家、株式会社Jコミ代表取締役社長)
質疑応答・意見交換
(終了後、午後6時から 大隈記念タワー15F レストラン「西北の風」で
懇親会を行います)

参加:
参加費500円(懇親会も参加の場合は+3,000円)
予約方法
メールにて事務局<bunka-sigen@list.waseda.jp>まで下記項目を明記の上、
お申し込みください。
1.お名前
2.ご所属
3.電話連絡先
4.懇親会参加の有無

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◆アジア情報アクセスサマースクール(ASSIA 2013)開催案内◆

 ※申込受付は、4月2日 - 5月14日 です

 情報アクセス分野の第一線で活躍している研究者を招聘し、分野の基礎から
最新動向までを短期間で学べるサマースクールを以下の要領により開催いたし
ます。今回はその第1弾として、主に情報検索やウェブ検索に焦点を当てると
共に、クラウドソーシングやE-Discoveryなど近年重要性が増しているトピッ
クも講義します。アジア圏の大学、研究機関、企業に在籍する学生や若手研究
者が主な対象ですが、情報アクセス分野の知識をブラッシュアップしたいベテ
ラン研究者の参加も大歓迎です。

◯ 開催日時
 2013年6月22日(土)- 6月24日(月)

 ※ASSIA 2013は、NTCIR-10 Conference(6月18日-21日 @ NII)と連続開催
  しますので、NTCIR-10 Conferenceへの参加も是非ご検討ください。
  NTCIR-10 Conference参加者には参加費割引があります。

◯ 会場
 筑波大学 春日エリア 情報メディアユニオン
 所在地:〒305-8550 茨城県つくば市春日1-2

詳細は,Webサイトをご覧下さい:
 http://www.kc.tsukuba.ac.jp/assia2013/


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◇◆関連分野の動向◆◇
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◆ISO/TC37およびISO/TC46国内審議団体の移行について◆


 2013年4月1日より、ISO/TC37(専門用語、言語、内容の情報資源)
およびISO/TC46(情報とドキュメンテーション)の国内審議団体(事務局)
が、日本規格協会から情報科学技術協会(INFOSTA)に移行されます。

 ISO(国際標準化機構)は、ご存じの通り参加国の国家標準化機関の連合
であらゆる分野の国際標準を決める非政府機関です。この中にTC(技術委員
会)と呼ばれる各専門分野ごとの委員会(約200)があり、設立順に番号が付
与されています。
 今回INFOSTAが事務局を引き受けることになったのは、ISO/TC37および
ISO/TC46の国内審議団体です。
 
 ISO/TC37(専門用語、言語、内容の情報資源)は、専門用語、言語、情報
資源の応用などの分野の国際標準を扱っています。組織としてはTCのもとに
SC(分科委員会)が5つと、2つのWG(ワーキンググループ)があります。
   ・TC37/SC1  :(専門用語作成の)原則と手法
   ・TC37/SC2  :用語辞書編纂方法
   ・TC37/SC3  :用語、情報、内容の管理システム
   ・TC37/SC4  :言語資源マネジメント
   ・TC37/SC5  :翻訳、通訳及び関連技術
   ・TC37/WG8  :オントリジー−言語的、用語的、知識構成側面
   ・TC37/WG9  :データカテゴリ登録

 TC46(情報とドキュメンテーション)は、図書館,ドキュメンテーショ
ン、記録管理(文書管理),出版・流通などの分野の国際標準を扱っています。
組織としてはTCのもとにSC(Subcommittee)分科委員会が4つと、4つのWG
(ワーキンググループ)があります。
   ・TC46/SC4  :技術的相互運用性
   ・TC46/SC8  :品質−統計及び評価
   ・TC46/SC9  :識別と記述
   ・TC46/SC11  :アーカイブズ/記録管理
   ・TC46/WG2  :国名コード
   ・TC46/WG3  :書き言葉の変換
   ・TC46/WG4  :用語
   ・TC46/WG5  :アーカイブボックス

皆様の専門分野に近い規格を審議・制定しておりますので、今まで以上に関心
を持っていただけたら幸いです。


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編集後記

 東京では、33/23,24 の土日で桜が満開になった。大阪の満開は、一週遅れて
 3/30,31 という。一週遅れでもまだ早い。気候温暖化と、おそらくこれに伴う
気候の”荒っぽい”変化に驚いている。 
 さて、後約2ヵ月で、第21回 年次大会 (5/25-26)が開催され、その時には
第10回(2013)論文賞の授賞も行われる。会員諸氏とは、少し汗ばむ5月下旬に、
大会会場であるお茶の水女子大学でお会いできれば幸いである。
 ご意見、ご感想の宛先: jsik@nifty.com

        (メールマガジン 3月号 担当: 田窪 直規)
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最終更新日: 2013-03-26 (火) 17:27:03

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