メールマガジン 78号

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☆★☆ 情報知識学会 メールマガジン ☆★☆ 2014-03-27 ☆★☆  No.78
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 3月号 C O N T E N T S (目次)
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 ◇◆ 第11回(2014)論文賞 会員投票の公告
 ◇◆ 第22回 年次大会 開催のお知らせ
 ◇◆ 平成25年度 第8回常務理事会議事概要
 ◇◆ 学会誌編集委員会より
 ◇◆ 事務局からのお知らせ


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◇◆第11回(2014)論文賞について◆◇
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◆候補論文に対する会員投票の公告◆

 ◇2014年3月13日 論文賞推薦委員会(長塚,根岸,田良島,芦野)

 ・第11 回(2014)の論文賞は、「学会員の選ぶ論文賞」として、全学会員
 の直接投票に基づいて選定します。投票に先立ち論文賞候補論文の推薦を
 募集したところ、会員から推薦があり、論文賞推薦委員会にて審議の結果、
 この論文を候補として、会員各位の投票を募ることに致しました。投票に
 参加下さるようお願いします。

(1)投票方法
 4月中旬に郵送予定の2014年度総会出欠票はがきの論文賞投票欄の3論文
 のうちひとつを選択し、5月5日(月)必着にて投函する。
(2)開票および結果発表
 論文賞推薦委員会において開票し、多数票を得たものを授賞論文とする。
 ただし、同票の場合には論文賞推薦委員会が決定する。選定結果の発表
  および授賞式は2014年度総会の席上にて行う。
(3)投票対象候補論文および推薦理由
 1.「サポートベクター回帰を用いた158カ国の国債格付けの再現」
   Vol. 23 (2013) No. 1 p. 70-91 (田辺 和俊,栗田 多喜夫,西田 健次,
      鈴木 孝弘)
     本論文は、格付け会社が行っている国債の格付けを統一的に再現するモ
   デルを作成するために、2011年4 月末時点での158カ国の国債格付けと
   44種の経済・政治指標との相関をサポートベクター回帰 (SVR)により
   一括解析する大規模実験を行い、格付け会社が行っている国債格付けを
   公開の数値データのみから高精度で再現するモデルを提案したものであ
   る。解析に用いた各種指標の中では政治指標の寄与がきわめて高いこと
   から、格付け会社が政治的要因を重視していることを指摘したことの
   意義は大きい。有用性の観点から高く評価できる。よって、本論文を
   第11回情報知識学会論文賞候補に推薦する。

 2.「共引用クラスタリングによる研究分野の動的把握に向けた試論」
   Vol. 23 (2013) No. 3 p. 371-379 (七丈 直弘)
   本論文は、有望な研究領域を早期に把握することの重要性が増している
   が、萌芽的かつ融合的な領域に分布する公算が高いため把握が難しい、
   そこで、既存の学術分類を用いず、論文間の引用情報のみを用いること
   により、萌芽的・融合的な学術分野を把握する手法を提案したものであ
   る。共引用分析による論文間の近接性とNewman法によるドメイン分割に
   より、従来は、論文誌レベルやキーワードレベルでしか把握できなかっ
   た研究分野の微細構造の評価を可能した点が高く評価できる。よって、
   本論文を第11回情報知識学会論文賞候補に推薦する。

  3.「機関リポジトリコンテンツの 多面的な学内利用フレームワークの提案
   と実装」Vol. 23 (2013) No. 3 p. 380-394 (青山 俊弘,山地 一禎,
   池田 大輔,行木 孝夫)
   本論文は、機関内ウェブサイトで、大学の研究者要覧や学部、研究室
   レベルでの業績一覧などで、機関リポジトリコンテンツのメタデータと
   重複した情報が公開されている現状を踏まえて、機関リポジトリを、
   学内における業績情報の起点とするためのフレームワークの構築と実装
   を行ったものである。本論文で提案されたシステムでは、従来のリポジ
   トリシステムのみの運用では行えなかった、機関リポジトリ設置者以外
   によるメタデータ設計、メタデータ入力を可能にし、機関リポジトリ外
   の専門的あるいは補足的な情報を機関リポジトリ内の基本的なメタデー
   タに付加し、シームレスに公開するプライベートリポジトリを実現でき
   るようにした点が高く評価できる。よって、本論文を第11回情報知識
   学会論文賞候補に推薦する。


 ◇これらの論文は学会誌、及び J-Stageにてオンラインで論文全文を参照
  できます。

1.https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsik/23/1/23_23_70/_pdf
2.https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsik/23/3/23_23_EP1/_pdf
3.https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsik/23/3/23_23_380/_pdf


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◇◆ 第22回 年次大会 開催のお知らせ ◆◇
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◇情報知識学会・第22回(2014年度)年次大会(研究報告会&総会)が開催
 されます。
 ◆実行委員長  村川猛彦 (和歌山大学)
  実行委員   大槻 明 (東京工業大学)
         岡田大輔 (和歌山大学)
 ◆日 程:2014 年 5 月 24 日 (土) - 25 日 (日)
 ◆会 場:和歌山大学システム工学部
 ◆内 容(予定):一般発表は19件です。そのほか5件の学生発表があり、
   学生セッションで審査のうえ、優秀な研究発表には学生奨励賞を授与
   します。
   総会・理事会、論文賞表彰式・記念講演、永年会員表彰式も実施しま
   す。
   詳細プログラムについては、決まり次第、情報知識学会ホームページ
   に掲載いたします。
 ※大会URL:http://www.jsik.jp/?kenkyu
 ※お問い合わせは:jsik2014_at_gmail.com
              (_at_を@に変えてください。)


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◇◆ 平成25年度 第8回常務理事会議事概要 ◆◇
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情報知識学会 平成25年度 第8回常務理事会議事要旨
日時:2014年3月13日(木)18:40−20:30
場所:凸版印刷(株)内
出席者(敬称略):石塚、長塚、原田、芦野、岩田、江草、岡本、小川、
      田良島、根岸
   事務局:五所
議事:
1.2014・15年度役員選挙結果について
 役員選挙管理委員会からの選挙結果報告を得て、これを承認した。また、選
挙結果が現役員への信任を示していることを確認した。
5月の総会において、選挙結果の承認後に、定款に基づいて、2名の副会長を
決定し、特別賛助会員からの2名の理事を加え、常務理事を決定し、次いで理
事会の議を経て、年次大会、情報知識学フォーラムの実行委員長を理事に追加
することになる。
2.2014年度のメルマガ運用体制について
 岡本メルマガ編集長から、今年初めから編集長と副編集長:堀の二人体制で
臨んでいること、今後の配信体制に関する検討が必要なこと等の問題提起があ
った。配信方法について意見を交換し、その意見も参考にして岡本編集長・堀
副編集長で検討願うことになった。
3.事務委託先:(株)アドスリーとの打ち合わせ状況の報告
 五所事務局長と石塚から同社との3回の打ち合わせの報告があった。なお、
個人会員年会費用振替口座の加入者の住所を同社内に変更する届は受理され、
変更が実施された。従って、個人会員は従来の振替口座を今後ともそのまま使
用して年会費を送金できる。
4.論文賞推薦委員会からの現状報告
 長塚委員長から、委員会で3つの候補論文を決めて、3月号のメルマガで会
員に知らせる予定である旨、報告があった。
5.年次大会の準備状況について
 村川実行委員長から12日に送付された資料に基づいて、石塚から準備状況が
報告された。発表申込締切が14日であること、締切前に申込が増えていること
から、申込件数は問題無いものと判断された。
予稿編集長が中々決まらないとの話があり、原田副会長から引き受けるとの表
明があった。また、目次作成など単純作業は印刷所等に依頼して予稿編集の負
担を減らすべきとの意見があり、賛同を得た。
6.学会誌印刷版を2セット手分けして保存する提案について
 標記の提案がメールによる理事会であったことから、情報交換、意見交換を
行った。学会としては全頁分のPDFファイルを印刷所からもらって保存しておく
方法がある。印刷版ならばJPEGでもよいのではという意見があった。編集委員
長から印刷所に訊いてみることとした。
7.学会事務所宛てのFAX、電話等について
 五所局長から、電話の設置は諦めること、FAXはインターネットを使用する
NTTのBizFAXを考えている旨の発言があった。
8.次回からの会場について
 年次大会以外の際の理事会の会場、常務理事会の会場について意見交換した。
東洋大学の教室、文科省の会議室などの話があった。凸版印刷の食堂が第一希
望との意見があった。
9.その他
・決算、監査、部会報告、来年度予算などの準備について
 次回に検討することとした。
・役員選挙管理委員会委員の人数について
 今回は時間が足りないため、引き続き検討することとした。
・岩田常務理事から、
 情報知識学会は昔から情報と知識に関する先進的な試みをしてきた点に
 特徴があり、その点をアピールしていく必要があるとの指摘があった。
                            (石塚 英弘)


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◇◆ 学会誌編集委員会より ◆◇
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第24巻第1号を発行致しました。近日中にJ-Stageでも公開される予定です。
また、第24巻第3号の特集「サイエンスデータとマッシュアップ技術」への
投稿を募集しております。詳細は下記URLをご確認下さい。

http://www.jsik.jp/?cfp_v24n3


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◇◆ 事務局からのお知らせ ◆◇
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事務局のファックス番号が変わりました。新しい番号は05037308956です。
現在、電話は不通のため、事務局への連絡は電子メールまたはファックス送信
でお願いします。住所は変更ありませんから郵送も可能です。


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◇◆ 関連団体行事のご案内 ◆◇
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◇学術情報XML推進協議会 講演会 −XML 自動組版を実践する−
http://xspa.jp/events/20140418seminar.html

 ◆日時: 2014 年 4 月 18 日 (金曜日) 14:00-16:00
 ◆場所: ベルサール九段 Room1 (地図)
 〒102-0073 東京都千代田区九段北1-8-10住友不動産九段ビル3F

学術雑誌はXMLで作成することが必須となってきていますが、実際には、XMLだ
けではなく、紙の本を作ることや、PDFを作ることも求められます。これを独立
に作っていたのでは、二度手間ですし、校正時の原稿訂正の際、XMLとPDF2つ
の訂正を正確に行わなければなりません。これを避けるためには、XMLから自動
的にPDF版を組版する技術が求められます。 今回は当協議会のメンバーである
アンテナハウス様から同社のAH Formatterを使用したXMLからの自動組版技法を
解説していただきます。またXMLの実際の入力法についてもoXygenを使った方法
を紹介します。 参加費は無料でどなたでも参加できます。下記アドレスからお
申込みください。ただし、会場キャパシティに限りがありますので、定員に達
し次第、締め切ります。

 ◆プログラム

司会 中西秀彦 (学術情報XML推進協議会事務局長)
講師 アンテナハウス 小林具典 氏
内容
 自動組版処理の大まかな流れ
 XSL-FOとは
 AH Formatterとは
 XSLTとは
 JATSで書かれたデータを組版するXSLTの説明
 JATSをoXygenで入力してみる
※お申込み
 お申込は機関単位ではなく、参加者お一人ずつお願いいたします。
※参加費    無料
※お問い合わせ office@sxpa.jp

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編集後記

年が明けてから、ゴーストライラ―問題やコピーペースト・ねつ造問題などが
日々マスコミやネット上の言説で大きく取り上げられております。どちらも、
暗黙の前提とされてきた情報の信頼性が突然崩れてしまったことへのショック
から大きな反響を呼んでいるのではないかと考えております。しかしながら、
情報の氾濫する社会になり、日々流れていく情報の塊に対して逐次その信頼性
をチェックすることはますます困難になりつつあります。このような問題こそ
情報知識学を活かして、過去のデータとの照合や類似度の判定などデータに基
づいた科学的な技法を用いて対処を図るべきなのではないでしょうか。
                 
                                (メールマガジン 3月号 担当: 村井 源)

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最終更新日: 2014-04-05 (土) 13:20:52

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