第 8 回(2011)情報知識学会論文賞

「タスク種別とユーザ特性の違いがWeb情報探索行動に与える影響: 眼球運動データおよび閲覧行動ログを用いた分析」 (高久 雅生, 江草 由佳, 寺井 仁, 齋藤 ひとみ, 三輪 眞木子, 神門 典子) Vol. 20, No. 3, pp.249-276, 2010

情報知識学会 第19 回(2011年度)年次大会の2日目(2011年5月29日)に論文賞が発表されました。論文賞授与式, 記念講演が行われました。

論文賞候補論文に対する会員投票の公告

震災の影響により、予定より投票締切りが延期され、「4月30日」「5月10日」となっています。

以下はメールマガジンNo.43の【論文賞候補論文に対する会員投票の公告】の記事と同内容です。詳細についてはこちらをごらんください。

【第 8 回(2011)情報知識学会論文賞】
◇◆論文賞候補論文に対する会員投票の公告◇◆

 2011年3月31日
 論文賞推薦委員会(長塚、根岸、国沢、田良島)

 第8 回(2011)の論文賞は、「学会員の選ぶ論文賞」として、全学会員の直接
投票に基づいて選定します。
 投票に先立ち論文賞候補論文の推薦を募集したところ、会員から下記1件に
ついて推薦があり、論文賞推薦委員会にて審議の結果、この論文を候補として、
会員各位の投票を募ることに致しました。投票にご参加下さるようお願いします。

(1)投票方法
 同封の2011年度総会出欠票はがきの論文賞投票欄に、この論文の「諾」「否」
を記入し、4月30日必着にて投函する。

(2)開票および結果発表
 論文賞推薦委員会において開票し、「諾」が「否」を上まわる場合、論文賞
授賞論文とする。ただし、同票の場合には論文賞推薦委員会が決定する。選定
結果の発表および授賞式は2011年度総会の席上にて行う。

(3)投票対象候補論文および推薦理由
 「タスク種別とユーザ特性の違いがWeb情報探索行動に与える影響:
  眼球運動データおよび閲覧行動ログを用いた分析」
 Vol. 20, No. 3, pp249-276, 2010
 (高久 雅生, 江草 由佳, 寺井 仁, 齋藤 ひとみ, 三輪 眞木子, 神門 典子)
 本論文は、Web利用者の情報探索行動のより詳細なプロセスを理解するため
に、眼球運動データ、ブラウザログ等の情報を用いて、図書館情報学専攻の大
学院生と一般学部生グループ間のユーザ特性の違い、および、レポートタスク
と旅行タスクでのタスクの違いが、探索行動にどのように影響するかを検証し
たものである。その結果、旅行タスクではスポンサーリンク、レポートタスク
ではスニペット領域がより多く見られるなどタスク毎に着目す る情報が異な
ること、また、タスクにより情報収集方略が異なる傾向を見出している。さら
に、大学院生は学部生に比べて、ページ閲覧をすばやく行うなど、ユーザ特性
により、効率的な情報収集を目指した行動に差異がある等の知見を得ている。
利用者が Web 全般もしくはサーチエンジンをどのように利用しているかにつ
いては、様々な研究が行われている。しかし、ユーザの情報探索行動全体にか
かわる要因との関係についての包括的な研究が数少ないなかで、本研究はユー
ザの自然な情報探索行動を理解するために、ブラウザログ、画面キャプチャー
映像、発話、眼球運動、インタビューなどの様々なデータを収集して、タスク
や経験の違いが与える探索行動への影響を考察している点、さらに、ユーザ実
験から得ら れたデータにあわせた新たな分析手法を開発している点など、Web
利用者の情報探索行動の詳細な解明に向けた新たな領域を切り開いたものであ
ると 言える。よって、本論文を第8回情報知識学会論文賞候補に推薦する。

 この論文は学会誌、および J-Stageにてオンラインで論文全文を参照できま
す。
http://www.jstage.jst.go.jp/article/jsik/20/3/20_249/_article/-char/ja/

第8回(2011)論文賞 推薦開始のお知らせ

推薦締切りは2011年3月20日です。 あわせて来年度以降の選定方式の改定について会員の意見も求めています。

以下はメールマガジンNo.42の【第8回(2011)論文賞 推薦開始のお知らせ】の記事と同内容です(一部 @ を変えています)。詳細についてはこちらをごらんください。

【第8回(2011)論文賞 推薦開始のお知らせ】
 第8回(2011)の論文賞の選定を行います.昨年同様の選考方式に基づき,学
会員が直接投票で選びます.論文賞推薦委員会の委員は,長塚副会長(委員長),
根岸会長,国沢編集委員長,田良島常務理事の4名です.

(1)選定の日程
 1 論文賞の候補の推薦.本学会員(正会員,賛助会員)は,推薦委員会に対
   して論文賞にふさわしいと思われる論文をその理由をつけて推薦する.
  ・推薦開始 :2011年2月25日
  ・推薦締切り:2011年3月20日
 2 推薦委員会は,会員からの推薦論文が多数の場合は一次選考を行い,また
   少数の場合は推薦委員会により追加推薦を行って,候補論文を決定する.
  ・候補決定 :3月25日
 3 これら論文賞候補論文とその推薦理由を学会ホームページおよびメルマガ
   等に掲載し,会員に投票を依頼する.なお,推薦者の名前,人数などは公
   表しない.
  ・投票開始 :3月25日
  ・投票締切り:4月23日
 4 投票の結果,最多得票の論文を論文賞授賞論文とする.ただし,推薦委員
   会は得票数や論文内容などを勘案し,得票数第2位の論文についても論文
   賞とすることができる.
 5 選定結果発表
  ・授賞式: 次期総会(5月28日(土))において

(2)推薦対象論文(下記6件,掲載順)

1.久保 順子, 辻 慶太, 杉本 重雄: 異なる学問分野のコーパスを利用した専
  門用語抽出手法の提案 Vol. 20, No. 1, pp15-31.
2.下山 二郎: 観光サービスにおけるユビキタスシステムの開発と実証
  Vol. 20, No. 3, pp231-238.
3.川橋 裕: 情報危機管理における演習環境の構築と運用 Vol. 20, No. 3,
  pp239-248.
4.高久 雅生, 江草 由佳, 寺井 仁, 齋藤 ひとみ, 三輪 眞木子, 神門 典子:
  タスク種別とユーザ特性の違いがWeb情報探索行動に与える影響: 眼球運動
  データおよび閲覧行動ログを用いた分析 Vol. 20, No. 3, pp249-276.
5.梶並 知記, 高間 康史: Poker-Maker モデル:ユーザの検索意図を反映する
  キーワードマップと情報収集エージェントの連携による探索的情報検索
  Vol. 20, No. 3, pp277-292.
6.村井 源: 漸近的対応語彙推定法に基づく翻訳文の解釈的特徴の抽出 -日本語
  翻訳聖書の計量的比較- Vol. 20, No. 3, pp293-310.

 <注> これらは学会誌の他,オンライン(J-Stage)でも論文全文を参照できる.
  http://www.jstage.jst.go.jp/browse/jsik/-char/ja/

(3)推薦方法・締め切り
 推薦する論文について,400字程度の推薦理由を付して,2011年3月20日までに,
学会事務局(jsik(at)nifty.com),および,推薦委員会(nagatsuka-t(at)tsurumi-
u.ac.jp)
あてに,電子メールで送信する。形式自由。ただし,SUBJECT欄に「論文賞候補推薦
状」
と明示すること。

(4)意見募集
 来年度以降の選定方式の改定について会員の意見を求めます。例えば現状では、
年度単位のため論文賞の対象とする論文が少ないので,例えば2年置きに選定す
る,あるいは2年間にわたって(前年度の論文も重複して)対象にする等の案も
考えられます。
 ※ご意見は,事務局(jsik(at)nifty.com)まで。
最終更新日: 2011-05-30 (月) 18:01:34

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