下記の通り,2012 年度第 1 回目の研究会を実施しますので,奮ってご応募ください.
内容は下記の通りです.
オープンソースのアーカイブ資料情報管理システムとしては、図書館のアーカイブ資料管理の課題をも意識したArchivists' Toolkitというシステムが、2006年に日本で紹介されている。そ の後、国際文書館評議会(ICA)によって、2008年にICA-AtoMというシステムも発表されている。しかし両者とも機能に不十分なところがある。これに対して、イリノイ大学アーバナシャンペーン校図書館と同大学文書館が共同開発したArchonは、不十分な部分があるものの、資料の受入から資料情報のオンライン公開までの業務に対応した、バランスのよいシステムとなっている。日本の小規模アーカイブズ団体に適していると思われ、英語以外の言語の使用も想定されている。そこで、報告者をはじめとする有志は、これの日本語化を試み、実際にアーカイブ資料管理や目録作成に試用した。本発表では、その取り組み・試用・課題の概要を紹介する。
- 共催:日本図書館研究会情報組織化研究グループ
- 参加費:300円(飲み物、資料代)
- 問合せ先: 田窪直規(関西部会担当理事)