社会の高齢化が進むとともにいわゆるシニアと呼ばれる人々の積極的な 活動が注目されています。一方このような活動と急速な時代の変化との 間には軋轢が生じていることもあります。その理由の一つとして過去に 蓄積された貴重な知恵・経験・考え方が現在の生活の中で十分生かされ ていないこと、シニア世代が時代の流れに戸惑っていることなどがあげ られます。こうした状況に鑑みて、「シニアを対象として情報知識学の 応用を考える」および「シニアの観点・立場から情報知識学そのものを 考える」ことは、大変意義のあることと言えます。
活動方針として、長老の方々を含む多くの会員諸氏から情報知識学と関 わるさまざまな過去の活動や動きに関して昔話やエピソードを収集し、 なんらかの形でそれを発表・保存することがあげられます。これまで日 の目を見ることのなかった過去の知見や叡智あるいは遭遇した各種の 問題・危機についての知識・情報を共有することは、情報知識学の健全 な発展に不可欠であると考えられるからです。
会員の種別を問わない
根岸会長、長塚・石塚両副会長、山本監事、松村多美子シニア会員、細野監事(世話人代表)