(※1月は大阪市内の宿泊施設が混み合います。宿泊を予定の方は早めの確保をお願いします。)
データサイエンスは、テキスト・画像・音声・時空間情報といった多様なデータを横断的に結びつけ、文化と社会の「いま」を高解像度でとらえる新たな視点を切り拓いています。人文社会科学の理論と計算的方法論を結びつけることにより、地域文化の可視化、芸術表現の計量分析、メディアと消費行動の変容、文化資本と不平等など、従来の方法論では、見落とされがちだったパターンや因果の手がかりが見えてきました。生成AIを含む最新の機械学習、自然言語処理、地理情報解析は、文化資源の保存と継承や政策立案にも新たな選択肢をもたらしています。本フォーラム「文化と社会をとらえるデータサイエンスの最前線」では、国内外の実践者による最先端の研究を共有し、方法論(再現可能性、妥当性)、基盤整備(RDM、FAIR、オープンサイエンス)、倫理(ガバナンス、バイアス、著作権)までを横断して議論します。学術・公共・産業の協働を視野に、社会実装へ向けた課題と可能性を具体的に描き出すことを目指します。
また、ポスターセッションの時間を設け、フォーラムテーマに関わる研究・実践の発表を募集・紹介いたします。分野横断の対話を通じて、新たな共同研究やプロジェクトの芽を育む機会となれば幸いです。皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。
| 12:30-13:00 | 受付 |
| 13:00-13:05 | 開会宣言・開会挨拶 |
| 13:05-13:10 | 趣旨説明 |
| 13:10-13:40 | 講演1:「漢籍共同研究システム「漢學文典」(HXWD.org)と自動翻訳」 Christian Wittern(京都大学) |
| 13:40-14:10 | 講演2: 「Dharmamitra: A data-driven platform for the research of Buddhist texts in multiple languages using advanced NLP methods」 Sebastian Nehrdich(東北大学) |
| 14:10-14:40 | 講演3: 「化粧研究におけるデジタル・ヒューマニティーズ」 足立潤治(同志社大学大学院) |
| 14:40-14:50 | 休憩 |
| 14:50-15:35 | 総合討論 コーディネーター 河瀬彰宏(同志社大学) |
| 15:35-15:50 | 休憩 |
| 15:50-16:15 | ポスター概要発表(1件90秒以内) 14件 |
| 16:15-17:05 | ポスターコアタイム |
| 1. 東南アジアにおける研究データ管理スキームの確立に向けて ◯南山泰之(東京大学社会科学研究所),大野美紀子,原正一郎(京都大学東南アジア地域研究研究所) | |
| 2. 小規模文系私立大学におけるデータサイエンス教育の実践とDX人材育成に関する検討 ◯保田洋(流通科学大学),宇佐美美紀子(関西学院大学) | |
| 3. ジャポニスム期西洋ピアノ作品における「日本らしさ」の定量比較 ◯田代みずほ,河瀬彰宏(同志社大学) | |
| 4. 競走馬の走行速度と大気汚染物質に関する定量的研究 ◯西川康太,河瀬彰宏(同志社大学) | |
| 5. 顔の骨格形態が同一メイクによる魅力度向上量に与える影響 ◯山本陸登,河瀬彰宏(同志社大学) | |
| 6. 価値理論に基づくヒップホップ歌詞の国際比較と意味差異の可視化 ◯大友孝介,河瀬彰宏(同志社大学) | |
| 7. Wikidataとジャパンサーチ利活用データの連携拡充に関する基礎的検討 ◯大宮孟史, 大向一輝(東京大学) | |
| 8. ボートレースにおける展示タイム順位がレース順位に与える影響の検証 ◯近藤杏佳,河瀬彰宏(同志社大学) | |
| 9. 防災研修等において取り扱うべき情報としての気象現象の基礎的事項について―高校生を対象とする実践を通して― ◯小川雄太(兵庫県教育委員会事務局) | |
| 10. 空海伝における『遺告二十五箇条』の影響の分析 ◯三輪玲以佳(同志社大学大学院),ラポー・ガエタン(同志社大学) | |
| 11.日本昔話の物語構造と地域差の定量分析 ◯小松碧(同志社大学大学院),河瀬彰宏,ラポー・ガエタン(同志社大学) | |
| 12.趣味的収集から文化資料へ――駅配布時刻表コレクションのアーカイブ化とその意義 ◯花岡諒(交通情報資料キュレーション研究室) | |
| 13. 多様な組織が連携する地域資料データにおける利用・連携条件の検討‐AMANE Archivesにおける利用・連携規約の検討を中心に‐ ◯小川歩美,堀井美里,堀井洋(合同会社AMANE) | |
| 14. 学術資料3Dデータの公開と共有を目指したメタバース展示共有空間の構築‐AMANEにおける地域資料メタバース展示プロジェクトの実現と課題‐ ◯堀井洋,小川歩美,堀井美里(合同会社AMANE),高田良宏(金沢大学) | |
| 17:05-17:10 | 閉会宣言 |
| 18:30-20:00 | 情報交換会 |
情報交換会は会場近くで開催予定です。
第30回情報知識学フォーラム 実行委員会
実行委員会