(※1月は大阪市内の宿泊施設が混み合います。宿泊を予定の方は早めの確保をお願いします。)
データサイエンスは、テキスト・画像・音声・時空間情報といった多様なデータを横断的に結びつけ、文化と社会の「いま」を高解像度でとらえる新たな視点を切り拓いています。人文社会科学の理論と計算的方法論を結びつけることにより、地域文化の可視化、芸術表現の計量分析、メディアと消費行動の変容、文化資本と不平等など、従来の方法論では、見落とされがちだったパターンや因果の手がかりが見えてきました。生成AIを含む最新の機械学習、自然言語処理、地理情報解析は、文化資源の保存と継承や政策立案にも新たな選択肢をもたらしています。本フォーラム「文化と社会をとらえるデータサイエンスの最前線」では、国内外の実践者による最先端の研究を共有し、方法論(再現可能性、妥当性)、基盤整備(RDM、FAIR、オープンサイエンス)、倫理(ガバナンス、バイアス、著作権)までを横断して議論します。学術・公共・産業の協働を視野に、社会実装へ向けた課題と可能性を具体的に描き出すことを目指します。
また、ポスターセッションの時間を設け、フォーラムテーマに関わる研究・実践の発表を募集・紹介いたします。分野横断の対話を通じて、新たな共同研究やプロジェクトの芽を育む機会となれば幸いです。皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。
準備中
発表者の方も、参加申込が必要になります。
第30回情報知識学フォーラム 実行委員会
実行委員会