情報知識学オンラインセミナー †
「情報と知識」についてさまざまな側面から考え、研究し、議論していく場である情報知識学会で、現在のコロナ禍の中で、地域や距離を超えて、多くの学会員、特に学生会員や若手の会員にとって新たな知見を得られ、会員間の交流を促進するオンラインセミナーとして企画されました。ぜひ、多くの学会員、特に学生会員、若手会員の皆様が積極的に参加されることを期待しております。情報知識学会を構成する多面的な領域の会員・専門家から、現在の「情報と知識」に関連する講演を企画してゆきます。ご期待下さい。
開催予定 †
- 第4回情報知識学オンラインセミナー
- 日時:2022年10月12日(水)16時30分〜18時
- 会場:オンライン開催
- テーマ:「『ジャパンサーチ』を支える情報技術」
- 参加費:無料 (非会員の方もお申し込みいただけます)
- 主旨:
国内の幅広いデジタルアーカイブのコンテンツを横断的に検索できるプラットフォーム「ジャパンサーチ」では、多様な性質を持ったデータを活かすために柔軟な発想と実装の工夫がなされている。膨大なデータを提供する立場の東京国立博物館とこれを受け取って取りまとめる立場の国立国会図書館から、それぞれ講師をお招きし、課題と解決のプロセスを解説していただく。
- 講師:
- 川島隆徳 氏(国立国会図書館)
「ジャパンサーチにおけるメタデータ連携の方針と技術」
多様なメタデータとの連携が必須であるジャパンサーチにおいて、どのような思想、システム構成、そして運用によって連携作業を合理化し、有効なサービスを提供しているかについて解説する。
- 阿児雄之 氏(東京国立博物館)
「つなぎ役としてのColBase」
ColBaseは、国立文化財機構に属する各施設の収蔵品情報をまとめ、ジャパンサーチのつなぎ役としての側面を有する。本報告では、つなぎ役としての役割を担う上で整備してきた制度とシステム・機能について紹介する。
- 座長:田良島 哲 (東京国立博物館、本学会理事)
※講演と全体質疑終了の後、個別の講師との質疑時間を設けます。
参加申込:こちらの申込フォームからお申込みください。