第27回 情報知識学フォーラム「人文学テキストを通じた研究データ共有」

開催趣旨と概要

人文学研究でデジタル情報技術利用が初めて論じられたのは1950年代末、60年あまり以前のことです。パソコンやネットの普及によって、個人や研究機関内での研究に使われるようになってからでも、40年になろうかとしています。研究に際してデジタル化された資料のテキストや画像を利用することは日常的な仕事となり、ネットワークの拡大と検索技術の発展によって、研究者が把握できる資料の質と量は豊かになりました。一方、人文学研究の基礎となるテキストをデジタル化するに当たって、その意味と価値を適切に共有するための手法の開発についても、多くの実践が積み重ねられてきました。
今回の情報知識学フォーラムは、人文学テキストのデジタル化に関する国際的枠組みであるText Encoding Initiative(TEI)の導入に取り組んできた方々を中心とする講師に、最新の研究動向とさまざまな分野での実践例を紹介いただき、参加者との議論を通じて、これからの人文学研究の発展と変革に資する機会といたします。あわせて公募によるポスターセッションを設け、関連する研究に取り組む方の発表を求めます。会員・非会員を問わず、多くの皆様のご参加をお待ちしています。

プログラム

(詳細は10月初旬に発表します)

研究(ポスター)発表申込要領

「人文学と情報に関する諸問題」をテーマとして、ポスター発表者を募集します。申込は、こちらの「第27回情報知識学フォーラムポスター発表申込」からお願いします。
ポスター発表は次の形態で行う予定です

スケジュール

論文執筆・発表について

発表に際して、発表原稿の提出が必要となります。また、発表者は当学会員に限ります。それ以外の方は当日までに入会申込みをお願いします(詳細は入会案内 へ)。 同一の者による複数登壇発表は認められません(共著は可)。
原稿の体裁は、学会誌の論文執筆要領に準拠してください。論文種別欄は「第26回情報知識学フォーラム予稿」となります。なお、予稿集は情報知識学会誌として出版される他、J-Stageにてオンライン公開されます。詳細は、プログラムが決定次第ご連絡いたします。
学会誌の執筆要領に準拠したカメラレディのPDF原稿、投稿原稿整理カードを準備してください。提出方法は採択決定後に連絡します。 プログラムは原稿提出期限までに決定し学会Webページに掲載する予定です。予稿原稿ページ数は2〜4ページを基本とします.超過した場合は, 2ページ単位で 2,000 円ずつ超過料金が発生します.(例: 超過 1〜2ページ 2,000円,超過 3〜4ページ 4,000円)

参加費

資料代

資料は情報知識学会誌です。資料代は当日徴収いたします。 なお、オンライン参加者には予稿の電子ファイルを共有することとし、資料代は徴収しません。

参加申込

(10月初旬に本サイトその他、学会の広報媒体によりお知らせします。)

新型コロナウイルス感染症対策について

会場参加の方は、発熱・風邪等の症状がある場合、当日の体温が37.5度以上の場合、そのほか体調不良の兆候がある場合には来場参加をお控えください。 なお、現地会場では、検温・手指等消毒・マスク着用など、館内や使用エリアのルールに合わせ、感染予防対策を行っております。来場時にはご協力ください。

お問い合わせ先


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