本年度の年次大会は5月24日(土)と25日(日)の2日間、和歌山大学にて開催されました。
総会、理事会を経て、研究発表会が2日間に渡り開催されました。 研究発表セッションでは、メディア、データベース、言語処理、電子図書館などのテーマを中心に、幅広い内容で計22件の発表があり、60名以上の方に会場にお越しいただき活発な議論が行われました。
学生セッションでは4件の発表がありました。学生奨励賞審査委員会において4件の発表を厳正に審査した結果、古川竜也氏を学生奨励賞に選出しました。 本セッションでご発表された4名の方々の今後のご活躍を祈念いたしております。
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古川竜也氏(東京大学) | 硲石浩文氏(和歌山大学) |
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堀智彰氏(筑波大学) | 矢木大介氏(金沢大学) |
また25日には論文賞表彰式および受賞者の行木孝夫氏による記念講演が行われました。 本論文で提案されたシステムは、従来のリポジトリシステムのみの運用では行えなかった、機関リポジトリ設置者以外によるメタデータ設計、メタデータ入力を可能にすることにより、シームレスに公開するプライベートリポジトリを実現できるようにした点が高く評価されて、今回の論文賞の受賞に至りました。
講演タイトル:「機関リポジトリコンテンツの多面的な学内利用フレームワークの提案と実装」。
さらに、同日(25日)には、会員期間10年以上の会員を対象に永年会員表彰式も行われました。
来年度も活気のある大会にしたいと考えていますので、皆さん、ぜひ奮ってご参加くださいますようお願いします。