第27回 情報知識学フォーラム「人文学テキストを通じた研究データ共有」 †
- 日時:2022年12月18日(日) 13:00-17:30
- 会場:国立情報学研究所 12階会議室(学術総合センター内)およびオンライン配信
- 主催:情報知識学会
- 共催:科学研究費 基盤研究(A) 仏教学デジタル知識基盤の継承と発展(代表者:下田正弘)・TEIコンソーシアム 東アジア/日本語分科会・一般財団法人 人文情報学研究所
- 後援:(決定次第順次掲載)
開催趣旨と概要 †
人文学研究でデジタル情報技術利用が初めて論じられたのは1950年代末、60年あまり以前のことです。パソコンやネットの普及によって、個人や研究機関内での研究に使われるようになってからでも、40年になろうかとしています。研究に際してデジタル化された資料のテキストや画像を利用することは日常的な仕事となり、ネットワークの拡大と検索技術の発展によって、研究者が把握できる資料の質と量は豊かになりました。一方、人文学研究の基礎となるテキストをデジタル化するに当たって、その意味と価値を適切に共有するための手法の開発についても、多くの実践が積み重ねられてきました。
今回の情報知識学フォーラムは、人文学テキストのデジタル化に関する国際的枠組みであるText Encoding Initiative(TEI)の導入に取り組んできた方々を中心とする講師に、最新の研究動向とさまざまな分野での実践例を紹介いただき、参加者との議論を通じて、これからの人文学研究の発展と変革に資する機会といたします。あわせて公募によるポスターセッションを設け、関連する研究に取り組む方の発表を求めます。会員・非会員を問わず、多くの皆様のご参加をお待ちしています。
プログラム †
| 受付 |
| 趣旨説明
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| 開会挨拶
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| 講演1:「会計史料の構造化:ツリーかグラフか」 小風尚樹(千葉大学人文社会科学系教育研究機構) |
| 講演2:「資料の構造を探り、他者に伝える: 日本古辞書のばあい」 岡田一祐(北海学園大学人文学部) |
| 講演3:「日本語史研究資料の電子化─事例と課題」 間淵洋子(和洋女子大学人文学部) |
| 休憩/ポスターセッション |
| 講演4:「TEIを用いたテキスト構造化がもたらしたもの:『渋沢栄一伝記資料』から「渋沢栄一ダイアリー」へ」 金 甫榮(渋沢栄一記念財団) |
| 講演5:「TEIデータに対する可視化・分析ツールの開発」 中村覚(東京大学史料編纂所) |
| ディスカッション |
- ポスターセッション:発表者が会場内での対面発表かオンラインによる発表を選択
- ディスカッション
研究(ポスター)発表申込要領【締め切りました】 †
ポスター発表は次の形態で行う予定です
- A 会場内のポスター会場での発表
- B オンラインによる発表
スケジュール †
- 08月23日(火) 研究(ポスター)発表申込開始
10月7日(金) 09月30日(金) 研究(ポスター)発表申込期限【締め切りました】
- 10月11日(火)
10月7日(金) 採択可否連絡【延長しました】
- 10月11日(火)
10月03日(月) 参加申込開始
- 11月03日(木) 発表原稿提出期限
- 12月18日(日) 情報知識学フォーラムの開催
論文執筆・発表について †
- 発表に際して、発表原稿の提出が必要となります。また、発表者は当学会員に限ります。それ以外の方は当日までに入会申込みをお願いします(詳細は入会案内 へ)。 同一の者による複数登壇発表は認められません(共著は可)。
- 原稿の体裁は、学会誌の論文執筆要領に準拠してください。あらかじめ「投稿者の方へ」のページをご確認ください。論文種別欄は「第27回情報知識学フォーラム予稿」となります。なお、予稿集は情報知識学会誌として出版される他、J-Stageにてオンライン公開されます。詳細は、プログラムが決定次第ご連絡いたします。
- 学会誌の執筆要領に準拠したカメラレディのPDF原稿、投稿原稿整理カードを準備してください。提出方法は採択決定後に連絡します。 プログラムは原稿提出期限までに決定し学会Webページに掲載する予定です。予稿原稿ページ数は2〜4ページを基本とします.超過した場合は, 2ページ単位で 2,000 円ずつ超過料金が発生します.(例: 超過 1〜2ページ 2,000円,超過 3〜4ページ 4,000円)
- 2022年6月24日付で執筆要領が改定されました。必ず内容を確認してください。(テンプレート用のWordファイルも更新されています)
参加費 †
資料代 †
- 会員、学生会員、共催・後援・協賛団体会員:無料
- 非会員:3,000円
- 学生非会員:1,500円
資料は情報知識学会誌です。資料代は当日徴収いたします。 なお、オンライン参加者には予稿の電子ファイルを共有することとし、資料代は徴収しません。
参加申込 †
こちらの 申し込みフォーム からお申し込みください。
新型コロナウイルス感染症対策について †
会場参加の方は、発熱・風邪等の症状がある場合、当日の体温が37.5度以上の場合、そのほか体調不良の兆候がある場合には来場参加をお控えください。
なお、現地会場では、検温・手指等消毒・マスク着用など、館内や使用エリアのルールに合わせ、感染予防対策を行っております。来場時にはご協力ください。
お問い合わせ先 †
- 第27回情報知識学フォーラム 実行委員会
実行委員長:永崎研宣(人文情報学研究所)
実行委員:岡田一祐(北海学園大学) 孫媛(国立情報学研究所) 田良島哲(東京国立博物館) 原正一郎(京都大学)
- jsik2022forum[at]gmail.com