第28回 情報知識学フォーラム
「図書館DXの可能性:日本・中国における変革の潮流と実践的取り組み」

開催趣旨と概要

DX(デジタル・トランスフォーメーション)は、図書館の在り方にも変革をもたらしつつあります。それは、すでにデジタル化が進展しているコンテンツの変化はもとより、社会のデジタル化を前提とした利用者の変化でもあります。こうした潮流は図書館の館種を問わず進みこそすれ留まることはないでしょう。今回の情報知識学フォーラムでは、日本と中国の両国における図書館DXの状況について発表してもらうとともにシンポジウムを行い、最新の取り組みを共有することで,国際的な観点からDX時代における図書館の新たな可能性を考えます。また、フォーラムにおいては公募によるポスターセッションも設け、図書館DXだけでなく情報知識学に関連する研究に取り組む方の発表の場も設定しています。会員・非会員を問わず、多くの皆様のご参加をお待ちしています。

プログラム

◆ 12月2日(土)
13:00 - 13:30受付
13:30 -趣旨説明
開会挨拶
14:10 - 14:55基調講演1:「A perspective on the Possibility of Library DX in a long-time span」(図書館DXの可能性について長期的視野で俯瞰する)(英語での講演)
長塚 隆(鶴見大学名誉教授,情報知識学会副会長)
14:55 - 15:40基調講演2:「From Digitization to Transformation: The Shanghai Library Journey through the Evolution of DX : A Case Study Analysis」(デジタル化から変革へ:上海図書館のDX過程を通した事例分析」(英語での講演)
彭 偉(上海図書館専門サービスセンター)
15:40 - 15:55休憩
15:55 - 16:40発表1:「日本における図書館DXと人文学の未来」
福島 幸宏(慶應義塾大学文学部),菊池信彦(国文学研究資料館)
◆ 12月3日(日)
09:30 - 10:00受付
2日目開会挨拶
10:00 - 11:00ポスターセッション
1.「視覚障害者の「遊び」におけるアクセシビリティと面白さ及び情報負荷に関する考察:トランプとテレビゲームの比較」
小川雄太(公益財団法人兵庫県スポーツ協会),宮本行庸(神戸学院大学経営学部)
2.「スタイルガイド類にみるアーカイブ資料の参照・引用記載方法」
五島敏芳(京都大学総合博物館),戸田健太郎(京都大学総合博物館)
3.「図書館に関する「思い出」の調査」
佐藤翔(同志社大学),玉木藍葉(同志社大学),由留木那緒(同志社大学),竹村宙(同志社大学),梶田文親(同志社大学),武石葵音(同志社大学),徳留由乃(同志社大学),宮澤智美(所属なし)
4.「大学図書館における学習支援サービスのための情報源としてのシラバス」
西浦ミナ子(同志社大学免許資格課程センター)
5.「ChatGPTを用いた小説推薦の試み」
原田隆史(同志社大学),池本光(同志社大学),今井仁晶(同志社大学),福添敦大(同志社大学),宮澤智美(所属なし),佐藤翔(同志社大学)
11:00 - 11:45発表2:「図書館DXによる,利用者が利便性を感じるサービス:上海図書館東館を事例として」日本語での講演
樊 汝之(上海図書館利用者サービスセンター児童サービス部)
11:45 - 13:00休憩
13:00 - 13:45発表3:「COVID-19の流行および少子高齢化による日本の公共図書館の変化」
三浦 寛二(愛荘町立図書館),江上 敏哲(国際日本文化研究センター)
13:45 - 14:30発表4:「以上海图书馆为例,浅析数字化转型背景下阅读推广活动的创新尝试」(DXを背景とした読書推進活動の新たな取り組みの分析:上海図書館の事例から)」(中国語での講演)※日本語の通訳がつきます
孙 玉婷(上海図書館読書活動推進センター広報推進部)
14:30 - 14:45休憩
14:45 - 16:30シンポジウム:図書館DXの可能性:日本・中国における変革の潮流と実践的取り組み
  パネリスト:彭 偉・樊 汝之・孙 玉婷・長塚 隆・福島 幸宏・三浦 寛二
  コーディネーター:原田 隆史(同志社大学,情報知識学会長,日本図書館研究会理事長)
  通 訳:王 令薇(桃山学院大学・立命館大学非常勤講師)

注記がない場合は日本語での発表,日本語・中国語での発表・質疑応答については日中通訳がつきます。

研究(ポスター)発表申込要領【締め切りました】

ポスター発表について

スケジュール

参加費

資料代

資料は情報知識学会誌です。資料代は当日徴収いたします。

参加申込

こちらの 日本図書館研究会申し込みフォーム からお申し込みください。(参加申し込み期限 2023年11月28日(火)まで)

新型コロナウイルス感染症対策について

会場参加の方は、発熱・風邪等の症状がある場合、当日の体温が37.5度以上の場合、そのほか体調不良の兆候がある場合には来場参加をお控えください。 なお、現地会場では、検温・手指等消毒・マスク着用など、館内や使用エリアのルールに合わせ、感染予防対策を行っております。来場時にはご協力ください。

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